少し前に、取手市の藤代地区で伝統民家等の現存状況を調査しました。
水害常襲地域である藤代では水屋・水塚がみられます。
約30年前の調査報告を参考にしながら数日かけて地区内をまわりました。
茅葺民家はほとんどなくなってしまいましたが、水屋はまだいくつか残っています。
その中には、ただの防災施設ではなく、庭の一部としてデザインされているものもあり、興味深いです。
シラカシ、イヌマキ、マサキ、ツバキなどの生垣も印象的でした。



橋本研究室での研究活動を紹介します。
少し前に、取手市の藤代地区で伝統民家等の現存状況を調査しました。
水害常襲地域である藤代では水屋・水塚がみられます。
約30年前の調査報告を参考にしながら数日かけて地区内をまわりました。
茅葺民家はほとんどなくなってしまいましたが、水屋はまだいくつか残っています。
その中には、ただの防災施設ではなく、庭の一部としてデザインされているものもあり、興味深いです。
シラカシ、イヌマキ、マサキ、ツバキなどの生垣も印象的でした。



日本生気象学会雑誌 第56巻 第4号に研究室の論文が掲載されました。
論文のタイトルは、
薪ストーブ使用時に形成される居間の室内温熱環境の実測調査
山形県金山町の「地域型住宅」を含む木造戸建住宅を事例として
です。

橋本研究室の学群4年生、水畑さんの卒業論文が、茗渓会賞に選ばれました!
水畑さんの卒業論文のタイトルは、
「大分県津久見市におけるみかん小屋の分布と建築的特性」
です。
水畑さんは大学院に進学してみかん小屋の研究を続ける予定です。
調査にあたっては、津久見の多くのみなさんのご協力をいただきました。
調査にご協力いただいた皆様ありがとうございました!


山形県飯豊町にヤシキバヤシ・カザライの調査に行きました。
冬季の小気候観測調査です。
残念ながら強い風は吹かず、期待していたようなデータは取れませんでした。
気温が1.5度でも、風がなく、日差しがあれば暖かいということを体験的に再確認できました。
やはり冬季の防風・日射取得はパッシブデザインの中でも大事なのだなと感じました。






第43回人間-生活環境系シンポジウムに参加してきました。
会場は釧路市観光国際交流センター。
釧路を訪れたのは20年以上ぶりになります。
学群4年生の浦川さんと水畑さんがポスター発表を行いました。







先週末は京都府立大学で行われた「住まいと暮らしのデザイン研究 2019年度成果発表会」に参加しました。
大同大学・渡邊研究室、名城大学・石井研究室、京都府立大学・長野研究室、筑波大学・橋本研究室の学生が発表を行い、愛知産業大学・堀越先生も参加していただきました。
学生29名による25題の発表がありました。
学生からの質問も多くあり、ディスカッションも盛り上がりました。
浦川さん、水畑さんともに、ゼミでの発表練習よりもプレゼンが良くなっていて驚きました。



ご報告がすっかり遅くなってしまいましたが、今月初旬に日本建築学会大会(北陸)へ参加してきました。
会場は金沢工業大学でした。
今年は私と大学院生の伊藤さんが発表しました。
内容は共に鹿児島県の奄美群島、加計呂麻島における調査の報告です。
伊藤さんは加計呂麻島・須子茂集落の生垣を中心とした屋敷囲いに関する発表でした。
橋本は加計呂麻島全域で行った樹木景観に関する発表で、ノロ祭祀空間であり集落の広場であるミャーにある大木や海岸防風林の実態に関して発表しました。
上の画像は金沢の街中で見つけた石垣です。マンモス学会の建築学会の大会は規模が大きく、この石垣のように細分化されたセッションがぎゅうぎゅう詰めにされています。

会津若松に調査に行ってきました。
今回の調査では、水土里ネット会津大川のみなさんにお世話になり、
水路に関する資料をいただいたり、水路の水源を案内していただいたりしました。
集落を流れる水路網が江戸時代以前にまで遡る歴史を持つとのこと。すごいです。



前回報告した対馬の夏季調査以後の主な出来事についてダイジェストで報告します。
この夏はいつもよりもスケジュール的にタイトな上、台風の影響も受けていて大変です。
まず、対馬の後は山形県飯豊町に小気候観測調査に行きました。
屋敷林(ヤシキバヤシ)・散居・カザライに関する調査です。
夏にはカザライはありませんが。


そして、8月1日に木ゼミがありました。

続いて、8月3日に大学説明会(オープンキャンパス)がありました。
今年も多くの高校生・ご家族が筑波大学芸術専門学群に来てくれました。
中には小学生の姿も。
留学生からの大学院受験に関する問い合わせも増えてきているように感じます。

翌週からは大分県津久見市へ。
名城大学・石井研究室との合同調査で、みかん小屋の現地調査を行いました。
津久見に行くたびにみかん農家の方をはじめ、地元の方々とのご縁が広がりつつあります。


長崎県対馬に調査に行きました。
今回の調査は大同大学・渡邊研究室との共同研究です。
なかなか梅雨が明けず、台風の影響で飛行機が欠航になるなど不安要素が少なくなかったですが、なんとか調査を行うことができました。
台風でいつもにも増して空気がきれいになっていたのでしょうか?ものすごく日焼けしました。
橋本研は風環境を中心とした小気候観測を担当しました。
渡邊研究室は屋外温熱環境と紫外線の定点観測を担当しました。
冬の調査でご縁のできた住民の方のご協力を得て、コヤの室内温熱環境の実測調査を行うこともできました。
差し入れやお土産も沢山いただき、感謝の気持ちでいっぱいです。




