イノフェス2019

9月28・29日に六本木ヒルズでイノフェス(INNOVATION WORLD FESTA 2019)がありました。

そのイベントの一つに「つくばイノベーションテラス」があったのですが、展示空間デザインに研究室の大学院生、栗原くんと伊藤さんが参加しました。

橋本は展示空間デザインの監修を依頼されました。

「彩森の環境・TSUKUBAから生まれる最新のイノベーション」を展示空間のデザインコンセプトとして設定し、筑波大学キャンパス内で手に入れた枯れ枝や筑波山地の木材や緑を使用して空間を装飾しました。

「彩森(さいしん)」は橋本の造語です。

 

芸術専門学群の環境デザイン、建築デザイン、情報・プロダクトデザイン、クラフトなどの学生が装飾に関わっています。

主担当はデザイン専攻2年生の須永さん。

大変な仕事だったと思いますが、とても良くがんばりました。

 

なお、筑波山地の木材や緑は上林製材所のご協力を得て使用することができました。本当にありがとうございました。

 

会場は六本木ヒルズの一角、TOHOシネマズの横でした。
当日の様子です。
服飾店の一角をイメージした展示空間を設営する栗原くん。
当日はこのような感じに。デザイン担当は栗原くんです。
伊藤さんは植栽による装飾デザインを担当しました。
棚の上を飾る筑波山地から来た植物たち。
休憩・談話スペース。
筑波山地産の木材を使って建てた暗室。栗原くんがデザインしました。

京都府立大学へ

先週末は京都府立大学で行われた「住まいと暮らしのデザイン研究 2019年度成果発表会」に参加しました。

大同大学・渡邊研究室、名城大学・石井研究室、京都府立大学・長野研究室、筑波大学・橋本研究室の学生が発表を行い、愛知産業大学・堀越先生も参加していただきました。

学生29名による25題の発表がありました。

学生からの質問も多くあり、ディスカッションも盛り上がりました。

浦川さん、水畑さんともに、ゼミでの発表練習よりもプレゼンが良くなっていて驚きました。

 

浦川さんの発表の様子。
水畑さんの発表の様子。
発表会後の懇親会の様子。

建築学会大会2019(北陸)

ご報告がすっかり遅くなってしまいましたが、今月初旬に日本建築学会大会(北陸)へ参加してきました。

会場は金沢工業大学でした。

 

今年は私と大学院生の伊藤さんが発表しました。

内容は共に鹿児島県の奄美群島、加計呂麻島における調査の報告です。

伊藤さんは加計呂麻島・須子茂集落の生垣を中心とした屋敷囲いに関する発表でした。

橋本は加計呂麻島全域で行った樹木景観に関する発表で、ノロ祭祀空間であり集落の広場であるミャーにある大木や海岸防風林の実態に関して発表しました。

 

上の画像は金沢の街中で見つけた石垣です。マンモス学会の建築学会の大会は規模が大きく、この石垣のように細分化されたセッションがぎゅうぎゅう詰めにされています。

 

道路拡張に伴って曳家された金沢の町屋。石置屋根が印象的。