板倉フォラム

先週末は、第5回板倉フォラム(一般社団法人日本板倉建築協会)に参加してきました。

橋本の演題は「板倉実験棟における夏季の温熱環境実測調査」でした。

板倉の断熱化に関する実証実験・第2弾の報告です。

多くの質問・感想をいただき、板倉構法に関わるみなさんの強い関心が伝わってきました。

フォラムでは、板倉構法仮設住宅の移築・再利用の報告や、準耐火構造認定取得の取り組み、各地での板倉構法の活動事例報告などがあり、充実した内容でした。

 

会場の東京原木会館。
開会の挨拶をする安藤先生(日本板倉建築協会代表理事・筑波大学名誉教授)。
板倉構法仮設住宅の移設について報告する畠先生(岡山県立大学・助教)。畠先生は安藤研究室の修了生です。
板倉実験棟。断熱タイプと標準タイプ。
測定機器設置作業の様子。

木ゼミ 審査会

本日は「木ゼミ」の審査会がありました。

 

前回からの進捗状況は・・・

浦川さんは、現地調査の内容などについて発表しました。

水畑さんは、津久見でのみかん栽培の歴史などについて発表しました。

質問に上手く答えられないところもありましたが、それもまた勉強ですね。

先生方からのアドバイスや質問を、今後に活かしてくれればと期待します。

 

浦川さんの発表の様子。
水畑さんの発表の様子。

飯豊町調査2019年6月

山形県飯豊町の調査に行ってきました。

今回の調査は、筑波大学・世界遺産専攻の黒田研究室・伊藤研究室、山形大学・濱研究室、名城大学・佐藤研究室との共同研究プロジェクトの一環で、総勢10名で飯豊町をまわりました。

やっぱり茅葺き民家はいいなぁ、とあらためて感じました。

 

調査の様子。この日は気温があまり高くならず、薪ストーブを使用中。
次の葺き替えに向けて、茅を乾燥中。
部分的に葺き替えられた屋根。一度にすべてを葺き替えるのではなく、毎年コツコツ維持補修するスタイル。
こちらも、順次、葺き替えられていく様子がよくわかります。

会津若松調査2019初夏

会津若松市の北会津町に調査に行きました。

今回は、水路ネットワークの調査です。

北会津町は阿賀川と宮川に挟まれた複合扇状地で、かつては水害常襲地域でした。

水路は日常的な利水の役割だけではなく、水害時の防水・排水の役割も担っていたそうです。

調査風景。
北会津町の西側を流れる宮川。西風が吹くと宮川が洪水になると言われたそうです。