調査2日目は千怒の太田と藤内へ。
みかん畑で作業中の方たちに調査へのご協力をお願いに行きました。
斜面地のみかん畑を登ったり降りたりした結果、翌日にはふくらはぎが張りました。
橋本研究室での研究活動を紹介します。
調査2日目は千怒の太田と藤内へ。
みかん畑で作業中の方たちに調査へのご協力をお願いに行きました。
斜面地のみかん畑を登ったり降りたりした結果、翌日にはふくらはぎが張りました。
大分県津久見市へ、みかん小屋の調査に行ってきました。
12月に室内温熱環境のプレ調査を名城大学・石井研究室との共同研究として行うことになり、今回は調査対象の小屋の選定と調査協力依頼が主な目的です。
初日は津久見市長目浦代へ。
津久見市役所農林水産課の五十川さんのご協力もあって、灰石のみかん小屋で調査できることになりました。
第57回 日本生気象学会大会(京都)の2日目にはポスター発表のセッションがありました。
大学院生の今くんが取手の水屋等に関する調査結果を発表しました。
また、共同研究者の渡邊先生(大同大学)と石井先生(名城大学)が昨年行った加計呂麻島での調査結果を、佐藤先生(名城大学)が今年行った牡鹿半島での調査結果を発表しました。
10月27・28日は第57回 日本生気象学会大会(京都)に参加しました。
会場は京都府立大学 稲盛記念会館です。
初日の午前中には「若手発表コンテスト」がありました。
なんと、研究室の大学院生の栗原くんが「優秀発表賞」を受賞しました!
指導学生の成果が認められるのはうれしいことです。
多くの方から励ましやアドバイスをいただいた栗原くん。
みなさんのご期待に応えるよう、次は研究成果を査読付きの論文としてまとめなければ。がんばりましょう!
懇親会の会場には懐かしい顔も。
研究室OBの松川くんが来てくれました。
松川くんは指揮者を目指して京都市立芸術大学で音楽を勉強中です。
頑張っている卒業生・修了生と会えるのもうれしいことです。
将来、「音楽 × 環境・建築」という新しいフィールドを開拓し、活躍してくれることを期待しています!頑張れ!
「日本生気象学会雑誌 第55巻 第2号」に研究室の論文が掲載されました。
題目は「連続した屋敷森が夏季日中における集落気候形成に及ぼす影響」です。
茨城県つくば市の北部、筑波山の西側に位置する列村である洞下集落の屋敷森に関する研究です。
連続する屋敷森の夏季暑熱環境を緩和する効果を明らかにしています。
屋敷森により夏季日中の気温が涼しくなることを実証的に明らかにしました。
この効果は、エアコンにより涼しさをえる現代的な暮らしでも、省エネに寄与するものです。
このように、伝統的な民家・集落の熱環境手法を研究することで、現代における自然環境と調和した建築・都市デザイン手法への知見が得られます。
伝統的な民家・集落の暮らしには、単なる「省エネ」の手法だけではなく、現代的な暮らしが失いつつある環境体験の豊かさや、自然環境との付き合い方を再考するためのヒントや具体的な知見が蓄積されていると考えています。
みかん小屋調査の追記です。
前回は三和(さんわ)のみかん小屋を紹介しましたが、灰石のみかん小屋も魅力的です。
換気のための越屋根やクールチューブが備えられているものもあり、温熱環境デザイン手法にも注目です。
津久見のお隣、臼杵市では、丸い石を綺麗に並べた三和(さんわ)の建物もありました。
津久見はマグロも有名で、お昼は加茂さんのお店「浜茶屋」さんでマグロ三昧。
先週末は名古屋・大阪へと行ってきました。
土曜日は名城大学で行われた「大同大学 渡邊研究室・京都府立大学 長野研究室・名城大学 石井研究室 合同卒論中間発表会」に出席させていただきました。
すでに調査・分析が進んでいる学生もいれば、これから実験を行う予定の学生も。
渡邊先生、長野先生、石井先生は私と同じく名古屋工業大学・堀越研究室の出身で年齢も近く、各研究室の活動は刺激になります。
発表会には堀越先生も出席していただけました。堀越先生は現在、愛知産業大学の学長です。
日曜日は大阪で人間-生活環境系学会の理事会がありました。
今日から3日間、東北大学で2018年度日本建築学会大会が行われており、研究室のみんなで参加しています。
初日の今日は橋本の発表がありました。板倉実験棟の冬季調査の報告です。
明日は大学院生の栗原くんの発表、明後日は大学院生の今くんの発表があります。
大分県津久見市でみかん小屋の調査を行いました。
津久見市でプロジェクトの実績がある原忠信准教授とみかん小屋に詳しい加茂恵介さんに案内していただきました。
他の地域でも見られるような木造・土壁・漆喰仕上げの小屋もありますが、三和(さんわ)と呼ばれる石積みを三和土(たたき)で固めた小屋や、灰石の組積造の小屋が魅力的です。
今年の夏は各地で猛暑や熱中症が話題となっていますが、会津若松も暑かったです。
調査の合間に気温が40度を超えることもありました。
それでも、日陰に入り風が吹くとそれなりに気持ち良く感じました。
日射遮蔽と通風の効果を改めて実感した次第です。
さて、今回の調査は大同大学・渡邊慎一先生の研究室と名城大学・石井仁先生の研究室との合同調査でした。
昨年・一昨年は奄美大島での合同調査を行いましたが、今年は会津若松に行きました。
気温・湿度・気流・放射を観測することによる、温熱環境指標を用いた体感温度での環境評価が目的です。
また、紫外線の観測を同時に行っているのも独自な点です。
渡邊先生と石井先生は紫外線対策をバッチリ行っていましたが、私は帽子をかぶるくらいでほぼノーガード。
随分と日焼けしました。
日中は西風が吹くことが多く、結果的に左腕の方がよく焼けました。方位別の紫外線分布の把握も重要なのかも。
(風向風速は風下側で観測するため、西風が吹くと体の左側が南を向くことになります。)