【受賞報告】人間-生活環境系学会 論文賞

この度、「人間-生活環境系学会 論文賞」を頂戴し、福岡での人間-生活環境系シンポジウムで授与式がありました。

また、受賞者講演をさせて頂く機会を設けていただきました。

受賞した論文は私一人の力で成し得たものではなく、多くの方々に支えられて調査を遂行し、執筆することができたものです。

講演の冒頭では、その御礼と感謝の気持ちを伝えさせていただきました。

今後は、これまで以上に研究を頑張らねばと、気を引き締めて努力する所存です。

  

【受賞論文】

橋本 剛、栗原広佑

対馬における群倉の配置に関する小気候学的研究

人間と生活環境、第29巻、第1号

  

生気象学会大会 2023

第62回 日本生気象学会大会(愛知)に参加してきました。

会場は日本福祉大学 東海キャンパス。

学会に行くと毎回感じますが、私立大学のキャンパスはどこも立派です。

  

発表演題は、

夏季における「ミセ造り」に形成される温熱環境

でした。

  

デザイン演習4 2023年度

デザイン演習4の発表・講評会がありました。

今年もメインテーマは「てら・す」。

今年のサブテーマは「余暇をてらす」でした。

商品化できそうなアイデアもいくつか。

全体的に、自身の初期アイデアに粘り強く向き合った学生が多かったような気がします。

いい傾向ではないでしょうか。

  

名城大学へ

先日、名古屋の名城大学へ行き、「住まいと暮らしのデザイン研究成果発表会」に出席してきました。

私も屋敷森の話を少々させていただきました。

今年初の名古屋。

みたらし団子と黒ビールが懐かしかったです。

近々、もう一度、名古屋に行く予定があります。

西バルカンと屋敷森

半月ほど前のお話です。

コソボおよびモンテネグロの方々に屋敷森のお話をする機会がありました。

大学で60分ほどの簡単なレクチャーの後、石岡市の大増集落でイキグネの現地視察のご案内をしてきました。

JICAがコソボやモンテネグロで耕地防風林の整備を助成しているとかで、それに関連した研修の一環とのことでした。

  

徳島調査 2023年9月

少し前のお話です。

島根大学の小林先生と、徳島県の山間集落などの調査に行ってきました。

重伝建の落合集落をはじめ、斜面集落が点在しています。

かつては葉タバコ栽培や養蚕を行っていたとのこと。

干し柿が有名な集落も。

  

重文の小采家(こうねけ)住宅。「ヒシャギ竹」と呼ばれる割竹で外壁が覆われています。風雨から守るための設とのこと。
落合集落。
小規模な斜面集落。居住地選択には共通する何かの条件があるのでしょうか。
越屋根があるということは養蚕関係の付属屋かも?
「葛篭(つづろ)堂」。半屋外空間がちょっと独特な佇まいのお堂です。
この茅は何に使うのでしょうか?

学外演習 2023年度

9月下旬に学外演習で「四国の右下」へ行ってきました。

吉良川町と出羽島の重要伝統的建造物群保存地区を訪れたり、世界初のDMV(Dual Mode Vehicle)を体験したり、柚子の加工工場を見学したりと、なかなか盛り沢山のスケジュールでした。

  

重要伝統的建造物群保存地区の吉良川町へ。
「バスモード」のDMVが来ました。
「鉄道モード」のDMVに乗った学生たちを見送ります。
重要伝統的建造物群保存地区の出羽島へ。
島の漁師さんに島での暮らしや漁についてインタビュー。
海陽町鞆浦にて。漁村集落には猫が似合います。
馬路村にて「ゆずの森加工場」を見学。

建築学会大会2023

2023年度日本建築学会大会(近畿)に参加してきました。

今回の会場は京都大学。

京都大学へ行くのは初めてのことでした。

3年ぶりの対面開催。

やはり対面の方がディスカッションが活発な気がします。

2日目午後の農村計画のオーガナイズドセッションが面白かったです。

  

奄美大島調査 2023年8月

今回は、奄美群島の与路島などへ行ってきました。

与路島へ行くのは今回が2回目。与路島へ泊まるのは今回が初めてでした。

同行者は名城大学の石井先生。

石井先生は日傘(晴雨兼用)も持参して、日焼け対策バッチリ。

私は、いつもながら成るようになるスタイル。

基本的には晴れているものの時々スコールのような激しい雨が降るお天気で、石井先生の準備が正解でした。

奄美は8月下旬がお盆の様で、フェリーの出港時刻が異なっていたり(島民の方のお話では1週間ほど前に決まったらしいです)、波が高かったのか風のせいかはわかりませんがフェリーの航路が異なって予定より時間がかかったりしましたが、いろいろと結果オーライな感じでした。

与路島のサンゴの石垣、見事でした。