伝統民家のイメージは?2021

授業で、「日本の伝統民家のイメージ」を絵で表現するという課題を出しました。

この課題、実は無理のある課題と承知した上で、ほぼ毎年のように授業で行っています。

オーソドックスに考えると、茅葺の農家住宅か町屋を想像すると思います。

その先、ディテールや周辺環境までしっかりと描き込むことができるか、頭の中でイメージができるか、を確認する課題です。

「ぼんやりとしたイメージはあるけど具体的に描けない」と、悪戦苦闘する学生が多い中、しっかりと町屋を描ける学生や、農家住宅の立地や周辺環境を表現しようと試みた学生がおり、嬉しかったです。

例年、農家住宅の屋根型を見ると切り妻屋根が多いです。

きっと白川郷の影響なんだろうな、と思います。

 

科研費が採択されました!

科研費が採択されました。ありがたいことです。

 

基盤研究(B)

研究課題名:伝統的な民家・集落に学ぶ暑熱環境適応策としての屋外・半屋外空間デザイン手法の構築

 

大同大学・渡邊教授、名城大学・石井教授との共同研究です。