卒業式 2019年度

本日、筑波大学の卒業式、修了式が行われました。

橋本研究室からは2名が学群を卒業、2名が博士の学位を取得しました。

学群を卒業した2人は大学院に進学します。

 

筑波大学でもコロナウイルス対策として規模を縮小して式典が行われました。

芸術専門学群では、思い出の教室で領域ごとに卒業証書を受け取るという、普段では体験できない形式で行われました。

これはこれで思い出になったのではないかと思います。

 

大学院芸術専攻の修了式は2部構成にして、席を離して行われました。

今くんが博士後期課程の修了生代表として学位記授与を担当しました。

栗原くんは在学時の活動を評価され、茗渓会賞を受賞しました。

 

論文が掲載されました【人間と生活環境 第26巻 第2号】

人間-生活環境系学会の和文誌「人間と生活環境」 第26巻 第2号に研究室の論文2編が掲載されました。

論文のタイトルは、

山形県最上郡金山町における地域型住宅と薪ストーブ使用住宅の実態調査

森林資源の建材・燃料としての利用に着目して

対馬における石屋根のコヤの配置に関する小気候学的研究

です。

 

藤代調査 2020春

少し前に、取手市の藤代地区で伝統民家等の現存状況を調査しました。

水害常襲地域である藤代では水屋・水塚がみられます。

約30年前の調査報告を参考にしながら数日かけて地区内をまわりました。

茅葺民家はほとんどなくなってしまいましたが、水屋はまだいくつか残っています。

その中には、ただの防災施設ではなく、庭の一部としてデザインされているものもあり、興味深いです。

シラカシ、イヌマキ、マサキ、ツバキなどの生垣も印象的でした。