科研費 基盤研究(B) 2016-2020年度

地域の気候と災害の特性に適応した伝統民家・集落の熱環境デザイン手法

科学研究費補助金 基盤研究(B) 2016〜2020年度

研究代表者:橋本 剛(筑波大学)

研究分担者:石井 仁(名城大学),渡邊慎一(大同大学),佐藤布武(名城大学)

研究目的

本研究では、気候風土をはじめとした地域的特性を考慮した上で現存する伝統的な民家・集落の実例を数か所取りあげ、それらの熱環境デザイン手法について「形成・維持・発展過程」「住環境の快適性」「防災・減災対策としての潜在的ポテンシャル」「地域ブランディング要素としての価値」の観点からその実態や地域的な特性を明らかにし、持続可能な社会や循環型社会の構築を目指した現在の建築・都市デザイン手法として応用するための技術的・文化的知見を明らかにすることを目的としています。

調査対象地域

(1)茨城県南地域

(2)宮城県牡鹿半島地域

(3)山形県最上地域

(4)福島県会津若松地域

(5)福島県阿武隈地域

(6)岐阜県飛騨北部地域

(7)長崎県対馬地域

(8)大分県南部地域

(9)鹿児島県奄美地域

茨城県南地域
福島県阿武隈地域
長崎県対馬地域
大分県南部地域
鹿児島県奄美地域
研究成果
  1. 栗原広佑,橋本剛:薪ストーブ使用時に形成される居間の室内温熱環境の実態調査 山形県金山町の「地域型住宅」を含む木造戸建住宅を事例として,日本生気象学会雑誌,第56巻,第4号,pp.145-1632020.2 (査読付)
  2. 水畑日南子,橋本剛,栗原広佑,伊藤梨沙,浦川京子:大分県津久見市におけるみかん小屋の分布と建築的特性,第43回人間生活環境系シンポジウム報告集,pp.191-1942019.12
  3. 浦川京子,橋本剛,伊藤梨沙,水畑日南子:複合扇状地における水路のデザインに関する研究 福島県会津若松市北会津町を対象として,第43回人間生活環境系シンポジウム報告集,pp.187-1902019.12
  4. 橋本剛,小林久高,佐藤布武,今和俊,栗原広佑:対馬における石屋根のコヤの配置に関する小気候学的研究,人間と生活環境,第26巻,第2号,pp.101-112,2019.10 (査読付)
  5. 栗原広佑,橋本剛,今和俊:山形県最上郡金山町における地域型住宅と薪ストーブ使用住宅の実態調査 森林資源の建材・燃料としての利用に着目して,人間と生活環境,第26巻,第2号,pp.75-85,2019.10 (査読付)
  6. 石井仁,渡邊慎一,橋本剛:会津若松市二日町集落を対象とした屋敷森の夏季における気候緩和効果について,日本生気象学会雑誌,第56巻,第3号,p.722019.10
  7. Jin Ishii, Shinichi Watanabe, Tsuyoshi Hashimoto : Mitigation of heat stress by shade of tree and Ashage in a humid subtropical region, Healthy Buildings 2019 Asia, Changsha,(USB版のみ,ページ番号無し,1頁), 2019.10 (査読付)
  8. 原田佳苗,佐藤布武,森有結美:山形県置賜地方飯豊町の屋敷地構成からみた散居景観に関する研究,日本建築学会大会学術講演梗概集(農村計画),pp.119-120,2019.9
  9. 橋本剛,石井仁,栗原広佑:加計呂麻島における樹木景観に関する研究 ノロ祭祀空間「ミャー」の大木と海岸防風林を対象として,日本建築学会大会学術講演梗概集(農村計画),pp.117-118,2019.9
  10. 伊藤梨沙,橋本剛,今和俊,栗原広佑:加計呂麻島須子茂集落における屋敷囲いの特性に関する研究,日本建築学会大会学術講演梗概集(農村計画),pp.115-116,2019.9
  11. 橋本剛,佐藤布武,栗原広佑,今和俊:対馬における石屋根のコヤの配置と風環境に関する研究,第42回人間生活環境系シンポジウム報告集,pp.177-1802018.12
  12. 今和俊,橋本剛:利根川・小貝川沿岸における伝統民家の水防対策に関する現況調査 茨城県取手市(旧取手市)を対象として,日本生気象学会雑誌,第55巻,第3号,p.762018.11
  13. 佐藤布武,橋本剛,今和俊,栗原広佑:立地環境の違いからみた沿岸漁村における冬季の小気候特性,日本生気象学会雑誌,第55巻,第3号,p.752018.11
  14. 渡邊慎一,石井仁,橋本剛:加計呂麻島における夏季のUVインデックスの実測,日本生気象学会雑誌,第55巻,第3号,p.732018.11
  15. 石井仁,渡邊慎一,橋本剛:加計呂麻島における夏季の温熱環境の実測,日本生気象学会雑誌,第55巻,第3号,p.722018.11
  16. 栗原広佑,橋本剛:冬季における薪ストーブを用いた住宅に形成される室内温熱環境の実測調査,日本生気象学会雑誌,第55巻,第3号,p.202018.11
  17. 橋本剛,遠藤皆美,今和俊,栗原広佑:連続した屋敷森が夏季⽇中における集落気候形成に及ぼす影響,日本生気象学会雑誌,第55巻,第2号,pp.91-1062018.9 (査読付)
  18. 立川あゆ,橋本剛,栗原広佑,伊藤梨沙:生業の変化と気候への適応により形成された中山間地域の集落景観,第41回人間生活環境系シンポジウム報告集,pp.111-1142017.12
  19. 栗原広佑,橋本剛,伊藤梨沙:山形県最上郡金山町における地域型住宅の分布状況と家屋形態,第41回人間生活環境系シンポジウム報告集,pp.91-942017.12
  20. 遠藤皆美,橋本剛,栗原広佑,立川あゆ,伊藤梨沙:茨城県南地域の屋敷森および生垣の暑熱環境緩和効果,第41回人間生活環境系シンポジウム報告集,pp.59-622017.12
  21. 伊藤梨沙,橋本剛,栗原広佑,立川あゆ,遠藤皆美:加計呂麻島須子茂集落の生垣景観に関する研究,第41回人間生活環境系シンポジウム報告集,pp.45-482017.12
  22. 石井仁,橋本剛,渡邊慎一,栗原広佑,立川あゆ:奄美大島における伝統的な高倉と民家の温熱環境調査,日本生気象学会雑誌,第54巻,第3号,p.642017.10
  23. 栗原広佑,橋本剛,今和俊:山形県最上郡金山町の民家における薪ストーブ利用の実態調査 集落立地と家屋形態の関係に着目して,日本生気象学会雑誌,第54巻,第3号,p.222017.10
  24. 遠藤皆美,橋本剛,今和俊,栗原広佑,立川あゆ:連続した屋敷森が夏季日中の集落小気候形成に及ぼす影響,日本生気象学会雑誌,第54巻,第3号,p.192017.10
  25. Jin Ishii, Tsuyoshi Hashimoto,Shinichi WatanabeKosuke KuriharaAyu TachikawaAssessment of thermal comfort around sotetsubate “field with cycas hedge” in Amami-OshimaJapan21st International Congress of BiometeorologyDurhamp.682017.9 (査読付)
  26. 橋本剛,立川あゆ,今和俊,栗原広佑:福島県田村市片曽根山麓のイグネに関する研究 その2 小気候観測の調査結果,日本建築学会大会学術講演梗概集(農村計画),pp.181-1822017.9
  27. 立川あゆ,橋本剛,今和俊,栗原広佑:福島県田村市片曽根山麓のイグネに関する研究 その1 イグネの実態に関する調査の結果,日本建築学会大会学術講演梗概集(農村計画),pp.179-1802017.9
  28. 今和俊,橋本剛:茨城県西・県南地域における伝統民家の防災デザイン 利根川・鬼怒川・小貝川沿岸の市町村の郷土資料を対象として その2,日本生気象学会雑誌,第53巻,第3号,p.772016.11
  29. 橋本剛,今和俊:茨城県西・県南地域における伝統民家の防災デザイン 利根川・鬼怒川・小貝川沿岸の市町村の郷土資料を対象として その1,日本生気象学会雑誌,第53巻,第3号,p.762016.11
  30. 立川あゆ,今和俊,栗原広佑,橋本剛:福島県田村市船引町のタバコヤに関する研究,日本生気象学会雑誌,第53巻,第3号,p.352016.11
  31. 栗原広佑,橋本剛:山形県最上郡金山町の民家における薪ストーブ利用の実態と家屋形態との関係,日本生気象学会雑誌,第53巻,第3号,p.322016.11
長崎県対馬地域にて 2019
福島県会津若松地域にて 2018
鹿児島県奄美地域にて 2017
鹿児島県奄美地域にて 2016