デザイン演習4 発表・講評会

本日はデザイン演習4の発表・講評会でした。

以前にお伝えした通り、課題のテーマは「てら・す」。照明の課題でした。

前半は工房棟のスタジオで、後半はデザインのプレゼンルームで行いました。

約1ヶ月と短めの期間の課題ですが、皆さんよく頑張ったと思います。

学生をみると、自分の成長のために大学・教員や授業をうまく利用している学生と、せっかくの環境をもっと活かしてくれたらいいのになという学生がいるようです。

まだ2年生の途中なので、今回の経験が今後に活かされることを期待しています。

 

うまく写真が撮れず、紹介したくても紹介できない作品も多かったのですが、作品の一部をご紹介します。

 

写真スタジオで行うプレゼンはいつもとは違った雰囲気でした。
パオのような光るビアガーデンの提案。
光る傘。傘がコミュニケーションデバイスになるという提案です。
カクテルバーの屋台の提案。シルエットの効果がおもしろいです。
水たまりのあるペデストリアンの提案。地面レベルに透過する光の感じを表現しています。
昼光照明を積極的に利用した店舗の提案。

屋敷林座談会 in 飯豊町

山形県飯豊町で行われた屋敷林座談会に参加してきました。

橋本は、約2年前に行った屋敷林の冬季小気候観測調査の結果に関する簡単なお話を担当しました。

最初に筑波大学・黒田先生のご挨拶があった後、名城大学・佐藤先生と橋本による屋敷林に関する簡単な説明がありました。

その後、松山邸の屋敷にて、筑波大学・伊藤先生と山形大学・濱先生の解説を受けながら屋敷林のお散歩に。

最後に2つのグループに分かれて座談会を行いました。

屋敷林やカザライの思い出や、飯豊の屋敷林景観のこれからについて、活発な意見交換が行われました。

 

最初に筑波大学・黒田先生より、ご挨拶と趣旨説明がありました。
あいにくの雨でしたが、参加者全員で松山邸へお散歩に。
座談会の様子。橋本は山形大学・濱先生と同じグループに参加しました。
座談会のまとめを発表する学生さん。
最後に、出席された住民の皆さんが一言づつ感想などを発表しました。

環境デザイン演習2も始まっています

今年度から、環境デザイン演習2を担当することになりました。

環境デザインの3年生が受講する、設計演習です。

 

課題は「公園のような街」。

土浦市の中心市街地が対象地です。

 

旧城下町である土浦市の中心市街地には街区公園レベルの身近な公園が少ないです。

(城址を整備した亀城公園はありますが。)

街路樹も少ないです。

 

現代社会において地方都市の中心市街地に求められる「公園のような機能」を再考・再定義し、必要となる公共施設(様々な人たちが利用できる施設)を提案することで、街全体を「公園のような空間」として再整備するアイデアを考える課題です。

 

先週は、早速、現地調査の第一弾に行きました。

 

雨が降ったり止んだりする中、土浦市の現状をチェックする学生たち。後ろに写っているのは最近できた商業施設です。
モール505の存在に驚いていました。

デザイン演習4 スタート

今週から秋学期が始まりました。

今年から、秋学期で担当する演習の授業が変わり、2年生の「デザイン演習4」と3年生の「環境デザイン演習2」を行うことになりました。

 

昨日は、デザイン演習4の初日。

デザイン演習4は情報・プロダクトデザインの山田博之准教授との担当です。

課題は「てら・す」。

サブテーマが「テンポをてらす」。

照明の課題です。照明器具の提案でも空間の提案でも可、リアルの世界の提案でもバーチャル(インターネット)の世界の提案でも可。2つの世界をつなぐ提案でも可。

という、自由度の高い、筑波大学芸術専門学群デザイン専攻「らしい」課題です。

 

初日は課題説明で終わり・・・ではなく、ブレインストーミングを行いました。

 

思いついたキーワードを整理していきます。最初は机を使っていたのですが・・・
後半になってくると、机ではスペースが狭くなり、床でブレストしだすグループも。
発表の様子 その1。
発表の様子 その2。
発表の様子 その3。
発表の様子 その4。