第45回 人間−生活環境系シンポジウム

第45回 人間−生活環境系シンポジウムに参加してきました。

会場は名古屋の大同大学。

最近新築されたX棟での開催です。X棟と書いて「クロス棟」と読むそうです。

今回は、現地での発表とオンラインのハイブリッド。

挑戦的な取り組みだったと思います。

これからは、このようなスタイルが増えていくのかもしれませんね。

さて、シンポジウムは、質疑応答の時間が十分に取られていて、全体的に有意義なディスカッションができていた気がします。

私自身も、今までで最も質問回数が多かった気がします。

さらには垣鍔先生と堀越先生の特別講演や情報交換会もあり、とても充実した内容でした。

研究室からは、M2の水畑さんが「大分県津久見市における景観資源としてのみかん小屋」というタイトルでオンラインにて発表してくれました。

通信環境の影響か、スライドの一部がちゃんと表示されなかったのが残念でしたが、多くの質問をしていただきました。

また、渡邊先生の研究室や実験室なども見学させてもらいました。

兎に角、立派な研究・教育環境が整っていて、凄かったです。

渡邊先生が研究室を案内してくれました。多分、私の研究室の2倍はあります。
渡邊先生のゼミ室。広いし、設備も充実しています。これは研究が捗りますね。
研究室には応接セットとバーカウンターも。
さらには炬燵コーナーまで。渡邊研究室らしいですね。
環境実験室(人工気候室)。
広い製図室。
右が製図室、左が中庭。
研究室や教室以外にも、学生の居場所がありこちにあります。もちろん充電設備も充実。
椅子の名作も展示されています。

第60回 日本生気象学会大会

第60回 日本生気象学会大会で発表を行いました。

発表題目は「奄美大島における高倉の床下空間に形成される夏季の温熱環境」です。

今年の夏に行った奄美大島での温熱環境実測調査について、WBGTの測定結果を中心に取りまとめたものです。

昨年に続き、今年もオンラインでの開催となりました。

オンラインでの学会開催については、時間的・経済的な負担が少ないというメリットがあり、前向きな意見も少なくないです。

私個人としては、オンラインでの学会開催はやっぱり何だか味気なく、物足りない気がする、というのが正直なところです。

合同卒論・修論中間発表会

大同大学・渡邊慎一教授の研究室、名城大学・石井仁教授の研究室と合同卒論中間発表会を行いました。

今年度はコロナ禍ということで、研究の進捗状況も踏まえ、例年よりも時期を少し遅らせての開催となりました。

そして、初のオンラインでの開催でした。

開催にあたってはいろんな議論があり、一時は今年も中止もやむなしとの意見もありましたが、オンラインで開催することができてよかったと感じています。

なにより、発表した学生たち自身が、これを機会に研究を積極的に進めることができたと実感できていると思います。

橋本研究室の発表は以下の通りです。

 

水畑日南子さん:大分県津久見市におけるみかん小屋の景観に関する研究

伊藤梨沙さん:庭の構成要素としての水塚の植栽 小貝川下流域を中心として

浦川京子さん:(仮)都市のヒーリングスポットの提案

(発表順)

 

第43回人間-生活環境系シンポジウム(釧路)

第43回人間-生活環境系シンポジウムに参加してきました。

会場は釧路市観光国際交流センター。

釧路を訪れたのは20年以上ぶりになります。

学群4年生の浦川さんと水畑さんがポスター発表を行いました。

 

ポスター発表の様子。

3人で記念撮影。撮影してくれた大同大学・渡邊先生、ありがとうございます。

釧路の夜景を愉しみながら懇親会の会場へ。

懇親会会場は毛綱毅曠が設計した釧路センチュリーキャッスルホテルでした。

懇親会にて、神戸大学・高田先生と。

 

釧路のご当地グルメ、スパカツを食べました。

世界三大夕日の一つ、釧路の夕日。

京都府立大学へ

先週末は京都府立大学で行われた「住まいと暮らしのデザイン研究 2019年度成果発表会」に参加しました。

大同大学・渡邊研究室、名城大学・石井研究室、京都府立大学・長野研究室、筑波大学・橋本研究室の学生が発表を行い、愛知産業大学・堀越先生も参加していただきました。

学生29名による25題の発表がありました。

学生からの質問も多くあり、ディスカッションも盛り上がりました。

浦川さん、水畑さんともに、ゼミでの発表練習よりもプレゼンが良くなっていて驚きました。

 

浦川さんの発表の様子。

水畑さんの発表の様子。

発表会後の懇親会の様子。

建築学会大会2019(北陸)

ご報告がすっかり遅くなってしまいましたが、今月初旬に日本建築学会大会(北陸)へ参加してきました。

会場は金沢工業大学でした。

 

今年は私と大学院生の伊藤さんが発表しました。

内容は共に鹿児島県の奄美群島、加計呂麻島における調査の報告です。

伊藤さんは加計呂麻島・須子茂集落の生垣を中心とした屋敷囲いに関する発表でした。

橋本は加計呂麻島全域で行った樹木景観に関する発表で、ノロ祭祀空間であり集落の広場であるミャーにある大木や海岸防風林の実態に関して発表しました。

 

上の画像は金沢の街中で見つけた石垣です。マンモス学会の建築学会の大会は規模が大きく、この石垣のように細分化されたセッションがぎゅうぎゅう詰めにされています。

 

道路拡張に伴って曳家された金沢の町屋。石置屋根が印象的。

第41回 人間-生活環境系シンポジウム(大阪)

先週末は「第41回 人間-生活系シンポジウム(大阪)」に参加しました。

会場の摂南大学 寝屋川キャンパス。

会場は摂南大学 寝屋川キャンパスでした。

大会長の摂南大学・宮本教授は、学生時代の研究室の先輩です。

今回の発表は、長崎県・対馬の久根田舎集落で行った小気候観測の調査結果から、石屋根のコヤの配置と集落の風環境との関係について考察した内容でした。

久根田舎集落の群倉(コヤヤシキ)
コヤヤシキの石屋根のコヤ。コヤの手前はベードコと呼ばれる共同の作業場です。
集落北部の山沿いにも石屋根のコヤが隠れています。

第57回 日本生気象学会大会(京都) その2

第57回 日本生気象学会大会(京都)の2日目にはポスター発表のセッションがありました。

大学院生の今くんが取手の水屋等に関する調査結果を発表しました。

また、共同研究者の渡邊先生(大同大学)と石井先生(名城大学)が昨年行った加計呂麻島での調査結果を、佐藤先生(名城大学)が今年行った牡鹿半島での調査結果を発表しました。

 

発表内容の説明をする今くん。ポスターの他に調査対象の資料集も作成してくれました。

取手市の水屋。生垣や庭木もかっこいい。

加計呂麻島・須子茂集落の浜で温熱環境を測定。暑かった。でも気持ち良かった。

牡鹿半島・狐崎浜の風は寒かったです。

牡鹿半島での調査ではもものうらビレッジに宿泊。スウェーデントーチで盛り上がりました。

第57回 日本生気象学会大会(京都) その1

10月27・28日は第57回  日本生気象学会大会(京都)に参加しました。

会場は京都府立大学 稲盛記念会館です。

 

初日の午前中には「若手発表コンテスト」がありました。

なんと、研究室の大学院生の栗原くんが「優秀発表賞」を受賞しました!

指導学生の成果が認められるのはうれしいことです。

 

大会長の京都府立大学・長野先生と受賞者のみなさんで記念撮影(栗原くんは一番右です)。

 

 

多くの方から励ましやアドバイスをいただいた栗原くん。

みなさんのご期待に応えるよう、次は研究成果を査読付きの論文としてまとめなければ。がんばりましょう!

 

懇親会の会場には懐かしい顔も。

研究室OBの松川くんが来てくれました。

松川くんは指揮者を目指して京都市立芸術大学で音楽を勉強中です。

頑張っている卒業生・修了生と会えるのもうれしいことです。

将来、「音楽 × 環境・建築」という新しいフィールドを開拓し、活躍してくれることを期待しています!頑張れ!

 

松川くん(左から2番目)と研究室のみんなで記念撮影。

建築学会大会2018(東北)

今日から3日間、東北大学で2018年度日本建築学会大会が行われており、研究室のみんなで参加しています。

初日の今日は橋本の発表がありました。板倉実験棟の冬季調査の報告です。

明日は大学院生の栗原くんの発表、明後日は大学院生の今くんの発表があります。

夜明けの板倉実験棟。断熱化の影響を検証しました。