第46回 人間-生活環境系シンポジウム

「イーグレひめじ」で行われた第46回 人間−生活環境系シンポジウムに参加してきました。

大会長は兵庫県立大学・教授の土川忠浩先生です。土川先生には学生時代からお世話になっています。

  

姫路を訪れるのは約35年ぶりでした。前回は、高校の修学旅行で姫路城に来た時です。

  

昨年の第45回のシンポジウムは対面とオンラインのハイブリッド開催でしたが、今回は完全に対面形式での開催。ポスターセッションも行われました。

懇親会は行われませんでしたので、完全に元に戻ったとはまだ言えませんが、感染対策を行いながら少しずつ前進している実感があります。

  

■今回の発表

橋本剛,小林久高,濱定史,釜床美也子:徳島県南部におけるミセ造りの現存状況

  

会場の「イーグレひめじ」。
立派な会場でした。
ポスター発表、企業展示の様子。
会場からも姫路城が見えました。
姫路の中心市街地はアーケードが整備されていました。

【受賞報告】研究室修了生の栗原広佑先生が「日本生気象学会 第31回研究奨励賞」を受賞!

橋本研究室の修了生である東北工業大学・講師の栗原広佑先生が、「日本生気象学会 第31回研究奨励賞」を受賞し、第61回日本生気象学会大会(名古屋)で授賞式ならびに受賞記念講演がありました。

受賞した論文は栗原先生が博士後期大学院生として当研究室に在籍中に取り組んだ研究内容です。

受賞論文題目「薪ストーブ使用時に形成される居間の室内温熱環境の実測調査」

  

第61回 日本生気象学会大会(名古屋)

名城大学で行われた第61回 日本生気象学会大会(名古屋)に参加してきました。

大会長は名城大学・教授の石井仁先生。

今回の大会では実行委員会として裏方を務めさせていただき、いろいろと勉強させていただきました。

大会長の石井先生をはじめ、実行委員会の日本福祉大学・西村直記先生、日本福祉大学・松本太先生、大同大学・渡邊慎一先生には大変お世話になりました。どうもありがとうございました。

  

第59回、第60回の大会はオンライン開催でしたが、今回は3年振りの対面形式での開催。

もちろんオンラインには交通費が不要、移動時間も不要といったメリットがあるわけですが、やっぱり対面の方が個人的には好きですね。

  

■今回の発表

橋本剛,渡邊慎一,石井仁:夏季における大きさの異なる高倉の床下空間に形成される温熱環境

栗原広佑,橋本剛:散居集落における屋敷森の暑熱緩和効果の実態調査

  

第45回 人間−生活環境系シンポジウム

第45回 人間−生活環境系シンポジウムに参加してきました。

会場は名古屋の大同大学。

最近新築されたX棟での開催です。X棟と書いて「クロス棟」と読むそうです。

今回は、現地での発表とオンラインのハイブリッド。

挑戦的な取り組みだったと思います。

これからは、このようなスタイルが増えていくのかもしれませんね。

さて、シンポジウムは、質疑応答の時間が十分に取られていて、全体的に有意義なディスカッションができていた気がします。

私自身も、今までで最も質問回数が多かった気がします。

さらには垣鍔先生と堀越先生の特別講演や情報交換会もあり、とても充実した内容でした。

研究室からは、M2の水畑さんが「大分県津久見市における景観資源としてのみかん小屋」というタイトルでオンラインにて発表してくれました。

通信環境の影響か、スライドの一部がちゃんと表示されなかったのが残念でしたが、多くの質問をしていただきました。

また、渡邊先生の研究室や実験室なども見学させてもらいました。

兎に角、立派な研究・教育環境が整っていて、凄かったです。

渡邊先生が研究室を案内してくれました。多分、私の研究室の2倍はあります。
渡邊先生のゼミ室。広いし、設備も充実しています。これは研究が捗りますね。
研究室には応接セットとバーカウンターも。
さらには炬燵コーナーまで。渡邊研究室らしいですね。
環境実験室(人工気候室)。
広い製図室。
右が製図室、左が中庭。
研究室や教室以外にも、学生の居場所がありこちにあります。もちろん充電設備も充実。
椅子の名作も展示されています。

第60回 日本生気象学会大会

第60回 日本生気象学会大会で発表を行いました。

発表題目は「奄美大島における高倉の床下空間に形成される夏季の温熱環境」です。

今年の夏に行った奄美大島での温熱環境実測調査について、WBGTの測定結果を中心に取りまとめたものです。

昨年に続き、今年もオンラインでの開催となりました。

オンラインでの学会開催については、時間的・経済的な負担が少ないというメリットがあり、前向きな意見も少なくないです。

私個人としては、オンラインでの学会開催はやっぱり何だか味気なく、物足りない気がする、というのが正直なところです。

合同卒論・修論中間発表会

大同大学・渡邊慎一教授の研究室、名城大学・石井仁教授の研究室と合同卒論中間発表会を行いました。

今年度はコロナ禍ということで、研究の進捗状況も踏まえ、例年よりも時期を少し遅らせての開催となりました。

そして、初のオンラインでの開催でした。

開催にあたってはいろんな議論があり、一時は今年も中止もやむなしとの意見もありましたが、オンラインで開催することができてよかったと感じています。

なにより、発表した学生たち自身が、これを機会に研究を積極的に進めることができたと実感できていると思います。

橋本研究室の発表は以下の通りです。

 

水畑日南子さん:大分県津久見市におけるみかん小屋の景観に関する研究

伊藤梨沙さん:庭の構成要素としての水塚の植栽 小貝川下流域を中心として

浦川京子さん:(仮)都市のヒーリングスポットの提案

(発表順)

 

第43回人間-生活環境系シンポジウム(釧路)

第43回人間-生活環境系シンポジウムに参加してきました。

会場は釧路市観光国際交流センター。

釧路を訪れたのは20年以上ぶりになります。

学群4年生の浦川さんと水畑さんがポスター発表を行いました。

 

ポスター発表の様子。

3人で記念撮影。撮影してくれた大同大学・渡邊先生、ありがとうございます。

釧路の夜景を愉しみながら懇親会の会場へ。

懇親会会場は毛綱毅曠が設計した釧路センチュリーキャッスルホテルでした。

懇親会にて、神戸大学・高田先生と。

 

釧路のご当地グルメ、スパカツを食べました。

世界三大夕日の一つ、釧路の夕日。

京都府立大学へ

先週末は京都府立大学で行われた「住まいと暮らしのデザイン研究 2019年度成果発表会」に参加しました。

大同大学・渡邊研究室、名城大学・石井研究室、京都府立大学・長野研究室、筑波大学・橋本研究室の学生が発表を行い、愛知産業大学・堀越先生も参加していただきました。

学生29名による25題の発表がありました。

学生からの質問も多くあり、ディスカッションも盛り上がりました。

浦川さん、水畑さんともに、ゼミでの発表練習よりもプレゼンが良くなっていて驚きました。

 

浦川さんの発表の様子。

水畑さんの発表の様子。

発表会後の懇親会の様子。

建築学会大会2019(北陸)

ご報告がすっかり遅くなってしまいましたが、今月初旬に日本建築学会大会(北陸)へ参加してきました。

会場は金沢工業大学でした。

 

今年は私と大学院生の伊藤さんが発表しました。

内容は共に鹿児島県の奄美群島、加計呂麻島における調査の報告です。

伊藤さんは加計呂麻島・須子茂集落の生垣を中心とした屋敷囲いに関する発表でした。

橋本は加計呂麻島全域で行った樹木景観に関する発表で、ノロ祭祀空間であり集落の広場であるミャーにある大木や海岸防風林の実態に関して発表しました。

 

上の画像は金沢の街中で見つけた石垣です。マンモス学会の建築学会の大会は規模が大きく、この石垣のように細分化されたセッションがぎゅうぎゅう詰めにされています。

 

道路拡張に伴って曳家された金沢の町屋。石置屋根が印象的。

第41回 人間-生活環境系シンポジウム(大阪)

先週末は「第41回 人間-生活系シンポジウム(大阪)」に参加しました。

会場の摂南大学 寝屋川キャンパス。

会場は摂南大学 寝屋川キャンパスでした。

大会長の摂南大学・宮本教授は、学生時代の研究室の先輩です。

今回の発表は、長崎県・対馬の久根田舎集落で行った小気候観測の調査結果から、石屋根のコヤの配置と集落の風環境との関係について考察した内容でした。

久根田舎集落の群倉(コヤヤシキ)
コヤヤシキの石屋根のコヤ。コヤの手前はベードコと呼ばれる共同の作業場です。
集落北部の山沿いにも石屋根のコヤが隠れています。