【受賞報告】研究室修了生の栗原広佑先生が「人間-生活環境系学会奨励賞」を受賞!

橋本研究室の修了生である東北工業大学・講師の栗原広佑先生が、「人間-生活環境系学会奨励賞」を受賞し、第46回人間-生活環境系シンポジウムで授賞式がありました。

受賞した論文は栗原先生が博士後期大学院生として当研究室に在籍中に取り組んだ研究内容です。

受賞論文題目「山形県最上郡金山町における地域型住宅と薪ストーブ使用住宅の実態調査 森林資源の建材・燃料としての利用に着目して」

  

栗原先生(右)と高田会長(左)のツーショット。
珍しく?私とも記念撮影を。

【受賞報告】研究室修了生の栗原広佑先生が「日本生気象学会 第31回研究奨励賞」を受賞!

橋本研究室の修了生である東北工業大学・講師の栗原広佑先生が、「日本生気象学会 第31回研究奨励賞」を受賞し、第61回日本生気象学会大会(名古屋)で授賞式ならびに受賞記念講演がありました。

受賞した論文は栗原先生が博士後期大学院生として当研究室に在籍中に取り組んだ研究内容です。

受賞論文題目「薪ストーブ使用時に形成される居間の室内温熱環境の実測調査」

  

飯豊カザライWS

山形県飯豊町でカザライ・ワークショップに参加してきました。

7月に行ったヤシキバヤシ環境WSに続く第2弾です。

今回のWSの担当は山形大学の濱先生。

毎年カザライを作っている飯豊町の高橋さんを講師に、カザライ作りを体験。

コロナで対面のイベントができない時期もありましたが、やっぱり、みんなで何かを作るって楽しいですね。

  

まずは公民館で山形大学・濱先生よるレクチャー。
次に特別講師の茅葺き職人・久保田氏によるレクチャー。
現地まで歩いて移動。
これがカザライ。
体験会の流れを説明する高橋さん。
土台となる骨組み作成の擬似体験。
茅の束を作ります。
茅の束を骨組みに括り付けていきます。
上の段は高橋親子による実演。
一人ずつ感想を発表。
最後にアンケートを記入してもらいました。

長岡と柏崎

上越市での現地調査の後、長岡市にある重要文化財の長谷川邸へ。

主屋は宝永三年(1706)年の大火の後、享保元年(1716)に再建されたと伝えられているとのこと。

新潟県最古の古民家です。

映画「峠 最後のサムライ」のロケ地としても使用されました。

  

長谷川邸の後は柏崎市の荻ノ島環状集落へ。

中門造の伝統民家が水田を囲む様に環状に配置された集落です。

早いもので・・・

もう11月。

あと2ヶ月しかない?まだ2ヶ月もある!?

  

筑波大学のキャンパスもすっかり秋模様。

  

研究室からの風景もすっかり秋。
先日は霧でした。

世界遺産・絹産業遺産群へ

群馬県に世界遺産を見に行きました。(トップの写真は世界遺産のものではありません。)

田島弥平旧宅と高山社跡へ。

富岡製糸場へは以前に行ったことがあるので、残すは荒船風穴なんですが、結構遠いんですよね。

でも、いつかは荒船風穴へも行ってみたいと思います。

高山社も現在は解体・修復作業中で、その姿の全貌は体感できなかたったので、工事完了後に再訪する必要があります。

高山社の工事は予定が遅れに遅れて、あと数年かかりそうとのこと。

復元の仕方も、まだ検討中とのことでした。

  

田島弥平旧宅。現在でも住居として使用されており、室内は見学できません。
これは一体・・・?かつては隣にも建物があり、これは渡り廊下とのこと。イタリア風の飾りがあるのがわかりますか?
水害対策として、井戸はちょっと高くなっています。元々の敷地は全体的に地盤面がもっと低かったそうです。
田島弥平旧宅の周りには立派な養蚕農家が数棟あります。
高山社は工事中。中を見学できたのですが、写真撮影は不可でした。解体作業中の現場に立ち会えたのは貴重な体験です。
越屋根の瓦は再利用されるとのこと。屋根全体はいつの時代の状態にするのか検討中とのことで、板葺きになるか瓦葺きになるかは未定という話でした。
土壁の材料も大切に保管されています。袋の中は土壁の土です。
長屋門。開口部がないですね。
長屋門の小屋組。

大同大学へ

名古屋の大同大学へ行ってきました。

調査機器を見せていただきながら、今後の研究計画の打ち合わせをしてきました。

立派な実験室、たくさんの調査機器。

いずれも私の研究室では望むべくもありません。

  

機器の説明をしてくれる大同大学・渡邊教授。
コロナ対策の椅子?

2022年9月 ダイジェスト

なかなか更新が出来ないうちに、10月も半ばになってしまいました。

9月に訪問したあちらこちらの写真をダイジェストで。

時系列ですらありません。すいません。

  

弘前市禅林街。杉並木の両脇に寺院が建ち並び、正面には長勝寺が構えます。
長勝寺三門。国の重文です。
長勝寺の蔀戸。
弘前城天守閣と岩木山。
旧弘前市立図書館。
大谷資料館。多くの大谷石が掘り出されたことがわかります。大谷石の石蔵がたくさん現存するのも納得。
福島県檜枝岐村の井籠造り板倉と群倉。
檜枝岐村の芝棟の農村舞台。
石垣の客席もかっこいい。
大内宿。
茅屋根に草が生えているものが散見され、少し心配に。
白河関跡。所謂、江戸時代の関所とは違います。
今年の夏の思い出の一つはこれですよね。
鬼怒川温泉の廃墟群。
足利学校。
アート作品のようなハサ掛け。

弘前市 仲町

9月の報告がなかなか進みません。

さて、黒石市の次は弘前市へ。

重要伝統的建造物群保存地区の仲町へ行ってきました。

武家住宅に加え、サワラの生垣と黒塀の町並みに点在する様々な門が印象的でした。

外溝の整備が町並みに与える影響の大きさを改めて実感しました。

4棟の武家住宅が無料で公開されており、ボランティアガイドさんの案内の元、じっくり見学できました。

  

旧伊東家住宅の床間。4棟を比べると、旧伊東家の床間がいちばん立派な造りになっていることがわかります。
旧梅田家住宅。門もかっこいいですね。
旧梅田家住宅の屋根裏。手斧(ちょうな)の跡がよくわかります。
旧笹森家住宅。
旧岩田家住宅。
同じく旧岩田家住宅。一瞬、「ミセ造り」?かと思いましたが違いました。
サワラの生垣からひょいと出ているマツが良いですね。
当時の敷地割を維持するため、空き地になっても分割して売ることができないそうです。こういう情報はボランティアガイドさんに教えてもらわないと、見ているだけでは分かりませんね。

青森県黒石市の「こみせ」

青森県黒石市へ「こみせ」を見に行きました。

青森県をちゃんと訪れるのは今回が初めてで、これで47都道府県制覇と堂々と言えるようになりました!

実は個人的に凄く嬉しいです。

これまで青森で過ごした時間は、大学院博士前期課程の時に北海道大学で行われた建築学会大会に参加した後、青春18きっぷで函館から仙台へ向かう途中、青森駅で途中下車して駅前の商店街で昼食を・・・という体験しかありませんでした。

さて、「こみせ」です。

雪除けが主な役割なのですが、気候変動で青森も暑くなってくることを考えると、夏の日陰を提供してくれる役割の重要性がこれからは増してくるのでしょうか。

  

道の両脇に「こみせ」。この道は一方通行に制限され、広い歩行者空間が確保されています。
建物は無くなっても・・・。
壁画は観光用に最近整備されたものでしょうね。
段差があるところも。
巨大な杉玉が。