大分県津久見市へ、みかん小屋の調査に行きました。
今回は学生2名とともに、みかん小屋のリスト化に向けて一歩進めるための調査を開始しました。
事前の天気予報は調査期間中ずっと雨。激しい雨も予想されていました。
ですが、初日は弱い雨に降られたものの、翌日からは梅雨前線が南下して、晴れ間も出てきました。
これまでに確認できたみかん小屋のチェックだけでなく、新たにみかん小屋を確認することもできました。
津久見市役所でも貴重な資料をいただきました。ご協力に感謝いたします。


調査活動の報告です。
大分県津久見市へ、みかん小屋の調査に行きました。
今回は学生2名とともに、みかん小屋のリスト化に向けて一歩進めるための調査を開始しました。
事前の天気予報は調査期間中ずっと雨。激しい雨も予想されていました。
ですが、初日は弱い雨に降られたものの、翌日からは梅雨前線が南下して、晴れ間も出てきました。
これまでに確認できたみかん小屋のチェックだけでなく、新たにみかん小屋を確認することもできました。
津久見市役所でも貴重な資料をいただきました。ご協力に感謝いたします。
山形県飯豊町の調査に行ってきました。
今回の調査は、筑波大学・世界遺産専攻の黒田研究室・伊藤研究室、山形大学・濱研究室、名城大学・佐藤研究室との共同研究プロジェクトの一環で、総勢10名で飯豊町をまわりました。
やっぱり茅葺き民家はいいなぁ、とあらためて感じました。
会津若松市の北会津町に調査に行きました。
今回は、水路ネットワークの調査です。
北会津町は阿賀川と宮川に挟まれた複合扇状地で、かつては水害常襲地域でした。
水路は日常的な利水の役割だけではなく、水害時の防水・排水の役割も担っていたそうです。
今回は、調査で発見した、巨樹などの緑陰を活用した休憩スペースやコミュニティスペースなどの事例を紹介したいと思います。
地球温暖化やヒートアイランドの影響で日本の夏の暑さは年々厳しくなっているように感じますが、都市の中にもこのようなスペースがあったら、夏の暑さを愉しめるのではないかと思うのですが、どうでしょうか?
加計呂麻島の調査に行ってきました。
今回は、名城大学の石井教授と2人で加計呂麻島の全30集落をみてきました。
ノロ祭祀に関わるアシャゲやトネヤといった奄美地方独特の伝統的な建築物に加え、ガジュマルなどの巨樹の現況調査を行いました。
今回の対馬での調査の主な目的は、鰐浦集落を対象とした小気候観測調査の実施でした。
特に注目しているのは風環境です。
今回の観測では強風日に当たりました。
最大風速9m/s以上を観測しました。
私の観測体験で最も強い風だったのではないでしょうか。
鰐浦集落は北側が海に向かって開いた地形になっており、冬季の季節風が集落に直撃する様子が観測できました。
この様な厳しい気候条件とコヤの群倉の立地との関係の一端を明らかにすることが調査の目的です。
長崎県対馬市へ調査に行きました。
今回訪れたのは対馬最北部に位置する鰐浦集落。
鰐浦集落はコヤの群倉で有名です。
ヒトツバタゴの群生地としても知られています。
数多くのコヤが押し競饅頭の様に集まっている景観には独特の迫力が感じられます。
室内温熱環境の実測調査の他にも、現地調査でわかってきたことがありました。
灰石の産地である臼杵市では、灰石を塀や基礎に利用している事例は確認できましたが、灰石のみかん小屋はみつかりませんでした。
海沿いの集落には漁業を生業としている集落が多いようですが、かつてみかんの栽培に力を入れていたという集落もみつかりました。
そこでは、漁業を営む集落の背後地にもみかん畑を広げていったとのことです。
調査中、みかん畑はあってもみかん小屋のない漁村集落がいくつかあって謎でしたが、ヒアリングで確認でき、納得。
そして、斜面地のみかん畑で見られるイヌマキは、やはり防風林のようでした。津久見で、イヌマキの生垣が連続するみかん畑を確認できました。
調査の最終日、津久見市では「軽トラ市」が開催されていました。
小雨の降る中、大勢の人たちで賑わっていました。
みかん小屋の調査も、将来的には何らかのかたちでまちづくりに貢献できるよう、頑張りたいところです。
今回の調査では予想外の獣害にあいました。
現地踏査中にイノシシに出会ったり、住民の方からもイノシシ、シカ、サル、タヌキなどが出ると聞いてはいたのですが、まさか測定器が被害に遭うとは思いませんでした。
本調査の時には何らかの対策が必要なことがわかりました。
予備調査の大切さをあらためて痛感した次第です。
先月に続き、今月もみかん小屋の調査で大分県津久見市などへ行ってきました。
今回の主な目的は室内温熱環境の予備調査です。
タイプや立地の異なる複数のみかん小屋で調査を行うことができました。
アースチューブの出口にも温度計を設置しました。
この地中に埋めたチューブを前回までは「クールチューブ」と紹介していましたが、よく考えると小屋にみかんを貯蔵するのは冬なので、クールチューブと呼ぶのはおかしいですね。
今回の調査は、名城大学石井研究室との合同調査でした。