対馬調査 2019冬 その2

今回の対馬での調査の主な目的は、鰐浦集落を対象とした小気候観測調査の実施でした。

特に注目しているのは風環境です。

今回の観測では強風日に当たりました。

最大風速9m/s以上を観測しました。

私の観測体験で最も強い風だったのではないでしょうか。

鰐浦集落は北側が海に向かって開いた地形になっており、冬季の季節風が集落に直撃する様子が観測できました。

この様な厳しい気候条件とコヤの群倉の立地との関係の一端を明らかにすることが調査の目的です。

 

風が強く、防波堤に守られた漁港内でも波が立っていました。風に乗った海水が体に吹き付けられることも。
北風を受けて風速計がすごい勢いでグルグル回転しました。
調査方法の再確認を行う大学院生の今くんと栗原くん。