津久見へ 2021年12月

いやはや、今シーズンの初雪を大分県で体験するとは思ってもみませんでした。

寒波の影響で連日寒かったです。

みかん畑を見ると、すでに収穫済みのエリアやこれから収穫時期を迎える品種のエリア、中には「収穫するのか?」と疑問のエリアなど、それぞれの畑の事情が見えやすい時期なのかもしれないな・・・と感じました。

また、「津久見のみかん小屋」×「セメントのまち 津久見」の景観を探してみるものの、なかなか簡単には景観ポイントが見つかりませんでした。

現地に行って見ないとわからない、関心を持って観てみないと気づけない、「初心忘るべからず」ですね。

「イヌマキの生垣に囲まれたみかん畑」「セメント工場」「みかん小屋」がセットになっているものの、このエリアのみかん小屋は中景要素となった時に見分けがつきにくい(目立たない)ですね。
「みかん小屋」×「セメントのまち」の景観はないわけではないですが・・・。
やはり、このエリアは特別な場所の様な気がします。
綺麗な漆喰仕上げのみかん小屋は、畑の中にポツンとあっても存在感があります。

出羽島へ 2021年12月

徳島県牟岐町の出羽島へ行ってきました。

ミセ造りのある漁村集落の調査です。

今回は、大同大学・渡邊教授と名城大学・石井教授と一緒に3人で島内を歩きました。

島根へ 2021年11月 その2

島根では、柿小屋の他にもいろいろと見てくることができました。

漁村集落、石蔵、たたら製鉄関連の街並みや施設など・・・

築地松もざっくりと見てまわったのですが、刈り込み整形をしばらくしていないのでは?というものが目に付いた気がします。

ちょっと心配です。

島根へ 2021年11月 その1

島根県に行ってきました。

今回の主な目的は「柿小屋」。

ちょうどシーズン真っ盛りで、柿小屋にずらっと並べられた干し柿が壮観でした。

島根大学・准教授の小林先生にご案内していただきました。

飛騨へ 2021年11月 その3

久しぶりに種蔵集落を訪れました。

確か、前回来たのは東日本大震災より前だった気がするので、10年以上ぶり!?

美しい風景がしっかりと維持・管理されていました。

種蔵の風景は、カッコいいだけでなく、何となくホッとします。

飛騨へ 2021年11月 その2

今回、飛騨を訪れたのは、タテグルミ的な土蔵・板倉の確認でした。

土蔵と板倉のハイブリッド的な付属屋がちらほらと確認できました。

中には住宅の中に土蔵が取り込まれた本格的なタテグルミも。

タテグルミの本場?長野県諏訪地方では、敷地の狭小さがタテグルミの成立要因の一つという説があるのですが、この地方では敷地条件は関係なさそうです。

そして、高山の町並みでは、クリスマスに向けた準備が着々と進められていました。

伝建地区にいるサンタさん、何だか不思議な感じがするのは私だけでしょうか。

飛騨へ 2021年11月 その1

岐阜県の飛騨地方に行ってきました。

まずは白川郷へ。

多くの観光客がいましたが、コロナ前と比較すると、これでもきっと随分少ないのでしょうね。

とはいえ、修学旅行と思しき中学生の団体がいたり、外国人旅行者がいたりと、少しずつ日常が取り戻されつつあるようにも感じました。

住民の方々は積雪対策の準備を始めていました。

雪囲いにも色々なタイプがありました。

大分へ 2021年11月

大分県津久見市に行ってきました。

みかん畑ではさまざまな種類のみかんが実っていましたが、もうすぐ収穫期を迎える温州みかんが橙色になっていました。

みかんの種類によっては、サンクイーンなどのように枝で袋詰めにされるものもあるのですが、温州みかんの橙色は大事な景観要素だな、とあらためて認識しました。

そして、工場建築もやっぱりカッコいいですね。

「三和のみかん小屋」「みかん畑」「モノラック」「石灰工場」「海」の津久見の景観5点セット。

徳島へ 2021年10月

高知とともに、徳島にも行ってきました。

「ミセ造り」の現地調査です。

資料をもとに歩いたエリアでは、すでに結構な数が無くなっていて残念・・・。

一方、しっかりとした資料がなかったエリアでは予想外に現存していてビックリ、ワクワク。

漁村集落の民家に見られる手すりの意匠も興味深かったです。

高知へ 2021年10月

高知県に行ってきました。

今回は島根大学の小林先生と一緒に、あちこちまわってきました。

水切り瓦、石垣、武家屋敷と、魅力的な街並みや伝統民家を沢山見ることができ、収穫は大きかったです。

重伝建の吉良川では、住民の方のご好意によって民家の室内も見せていただけました。