岐阜県の飛騨地方に行ってきました。
まずは白川郷へ。
多くの観光客がいましたが、コロナ前と比較すると、これでもきっと随分少ないのでしょうね。
とはいえ、修学旅行と思しき中学生の団体がいたり、外国人旅行者がいたりと、少しずつ日常が取り戻されつつあるようにも感じました。
住民の方々は積雪対策の準備を始めていました。
雪囲いにも色々なタイプがありました。







橋本研究室での研究活動を紹介します。
岐阜県の飛騨地方に行ってきました。
まずは白川郷へ。
多くの観光客がいましたが、コロナ前と比較すると、これでもきっと随分少ないのでしょうね。
とはいえ、修学旅行と思しき中学生の団体がいたり、外国人旅行者がいたりと、少しずつ日常が取り戻されつつあるようにも感じました。
住民の方々は積雪対策の準備を始めていました。
雪囲いにも色々なタイプがありました。
第60回 日本生気象学会大会で発表を行いました。
発表題目は「奄美大島における高倉の床下空間に形成される夏季の温熱環境」です。
今年の夏に行った奄美大島での温熱環境実測調査について、WBGTの測定結果を中心に取りまとめたものです。
昨年に続き、今年もオンラインでの開催となりました。
オンラインでの学会開催については、時間的・経済的な負担が少ないというメリットがあり、前向きな意見も少なくないです。
私個人としては、オンラインでの学会開催はやっぱり何だか味気なく、物足りない気がする、というのが正直なところです。
大分県津久見市に行ってきました。
みかん畑ではさまざまな種類のみかんが実っていましたが、もうすぐ収穫期を迎える温州みかんが橙色になっていました。
みかんの種類によっては、サンクイーンなどのように枝で袋詰めにされるものもあるのですが、温州みかんの橙色は大事な景観要素だな、とあらためて認識しました。
そして、工場建築もやっぱりカッコいいですね。
高知とともに、徳島にも行ってきました。
「ミセ造り」の現地調査です。
資料をもとに歩いたエリアでは、すでに結構な数が無くなっていて残念・・・。
一方、しっかりとした資料がなかったエリアでは予想外に現存していてビックリ、ワクワク。
漁村集落の民家に見られる手すりの意匠も興味深かったです。
高知県に行ってきました。
今回は島根大学の小林先生と一緒に、あちこちまわってきました。
水切り瓦、石垣、武家屋敷と、魅力的な街並みや伝統民家を沢山見ることができ、収穫は大きかったです。
重伝建の吉良川では、住民の方のご好意によって民家の室内も見せていただけました。
9月に入り、新型コロナウイルス感染第5波の状況もあり、調査を自粛しております。
ですが、設置した測定機器のデータ回収・再設置は必須です。
というわけで、調査中の板倉構法住宅で作業してきました。
千葉県流山市のE邸では、昨年度の猛暑の中で行なった調査結果を踏まえ、室内温熱環境の改善を目指して様々な工夫を実践しています。
ロフト部分の西側開口部にルーバーを設け暖められた空気の排出を試みたり、越屋根の使い方を工夫してみたり、あるいは壁面緑化に挑戦してみたり。
パッシブデザイン的な工夫のみならず、エアコンを設置して猛暑に備えたりと、柔軟に対応されているそうです。
建物は建てたら完成ではないんですよね。
住みながら、生活しながら、環境がより快適になるように工夫していくことが大事なんですよね。
ということを、あらためて感じました。
秋田県に行ってきました。
私は、一応、47都道府県すべての土地を自分の足で踏んだことがあります。
ですが、「訪れたことがある」とハッキリ言い切れないところが3箇所ありました。
その一つが秋田県です。残りの2箇所は青森県と佐賀県です。
今回は、山形大学の濱先生と秋田県立大学の李先生にご案内していただき、堆肥小屋と風除けの板塀を中心に現地調査を行ってきました。
堆肥小屋、想像していたものと異なり、組積造が魅力的な立派な付属屋でした。百聞は一見に如かず。現地に行ってみてよかったです。
板塀もなかなか興味深いものがありました。現在でも新設したり補修したりしているとのこと。じっくりと調べてみたいな、と思いました。「風」の研究は私の原点ですし、新しい研究テーマとして魅力を感じました。
秋田を再訪出来る日が楽しみです。そして、青森県と佐賀県もちゃんと?訪れて、早くスッキリとした気持ちで「47都道府県に行ったことがあります」と言えるようになりたいな、とあらためて思いました。
再び、奄美大島へ調査に行ってきました。
今回は、大同大学の渡邊先生、名城大学の石井先生との合同調査でした。
高倉の空間実測と温熱環境実測を行いました。
奄美に着いたその日に台風が発生し、調査が実施できるか、帰りの飛行機は欠航にならないのかと、不安な状態でのスタートでしたが、幸いなことに前半は晴れの日もあり、帰りの飛行機も無事に飛びました。
学生たちは雨の中を頑張って調査してくれました。
オリンピックの開会式まであと一週間。
いよいよ関東地方も梅雨明けでしょうか。
今週は、2軒の板倉構法住宅にお伺いしました。
室内温熱環境の実測調査を実施すべく測定機器を設置してきました。
奄美大島で一週間ほど調査を行なってきました。
今回は主に高倉に関する調査を行なってきました。
かつては大切なお米や黒糖などを保存するために用いられてきた奄美の高倉。
現在ではその多くがトタン葺きとなり、形も変わり、住宅敷地内に現存するもののほとんどは物置となっています。
ですが、床下に形成された半屋外空間は、コミュニティスペースとして受け継がれてきているように感じました。
公共施設等に移築された高倉は東屋のように利用されています。
きっと、金属製の屋根の東屋よりも快適な空間が形成されていることでしょう。
地域を象徴する伝統的な建築物を移築して新たな役割を与える・・・こんな保存・活用方法も「アリ」ではないかと思います。