徳島調査 2023年8月

徳島県に調査に行ってきました。

今回の調査は、大同大学・渡邊先生、名城大学・石井先生、東北工業大学・栗原先生との合同調査でした。

台風6号の動きによっては、行けない、帰れない、何もできない・・・という状況も心配されましたが、トラブルに遭いながらもなんとか最低限の調査は実施できました。

詳細は書きませんが、今回のトラブルからは大事なことを学んだ気がしています。

調査については、来年への宿題も残りました。来年は晴れるといいな。

  

愛媛調査 2023年7月

愛媛県に調査に行ってきました。

今回は、島根大学の小林先生と一緒でした。

これまであまり知らなかったのですが、愛媛県にも魅力的な研究対象が沢山あり、驚いたり、嬉しかったり、ワクワクしたり。

伝統民家や伝統集落については、書籍やインターネットで手にすることができる情報がかなり整ってきている気がします。

一方で、残念ながら一部の保存対象を除くと総数的にはかなり減少しているという現実もあります。

でも、広く世間に知られていないものが、まだまだあるのだなと実感しています。

いや、私が勉強不足、経験不足なだけかもしれませんが。

  

徳島調査 2023年7月

徳島県の海陽町へ行ってきました。

今回は、来月に実施する予定の熱環境等の実測調査に向けた現地確認が主な目的です。

道路幅が比較的狭い漁村集落を対象とした調査を行うので、適当なスペースがある場所を探しながら、調査計画を立案する必要があります。

  

徳島調査 2023年3月

徳島へ行ってきました。

今年度、最後の遠方での調査になります。

今回は、主に農村舞台を見てきました。

資料によるとこれでもかなり数が減少しているようなのですが、徳島県には数多くの農村舞台が現存しています。

正に「舞台」としての空間性が感じられるところもあれば、公民館かな?と思うところまで様々でした。

  

対馬調査 2023年2月

長崎県の対馬へコヤの調査に行ってきました。

対馬を訪れるのはこれで・・・何回目かな?もうわかりません。

行く度に気付きがあるというか、発見があるというか、新たな疑問が湧いてくるというか・・・

繰り返し観察を体験することで、最初は同じに見えていたものが、だんだん分別できる様になってくるというか・・・そんな感覚です。

  

徳島調査 2022年12月

昨年末、徳島県にミセ造りの現地調査に行ってきました。

島根大学・小林准教授との共同調査でした。

これまでもよく見てきたつもりでしたが、新たな様式のミセ造りの存在に気づきました。

  

主な調査内容は現存状況の確認で、今回で主要な地域の調査は完了。

さて、取りまとめの段階となりました。

また、新たに3Dスキャナーを用いての調査を試みました。

  

ミセ造りで日向ぼっこをする住民の方の姿も。

ミセ造りで日向ぼっこをする?猫の姿も。

  

3Dスキャナーを用いた調査をする小林先生。どことなく怪しい空気感があるのは否めないですね。
ミセ造りで日向ぼっこ中?の猫さん。
ミセ造りは折り畳んだ状態でも猫の居場所になるのですね。新たな発見です。

論文が掲載されました【人間と生活環境 第29巻 第2号】

「人間と生活環境」第29巻,第2号に研究室の論文1編が掲載されました。

論文のタイトルは

「大分県津久見市におけるみかん小屋の分布と建築特性の実態調査」

です。

修了生の水畑さんの卒業論文および修士論文の成果の一部を取り纏めた内容となっています。コツコツと丁寧に整理してくれました。感謝。

みかん小屋を含むみかん栽培景観のこれからを考える上で、重要な基礎資料となる論文だと思っています。

「まずは現状を正しく理解することが大切」という考え方は、景観だけではなく、様々なことに共通する大事で基礎的なことだと思いますが、疎かになってしまうこともしばしばありますよね。

ついつい、よく調べもしないで「わかった」つもりになってしまいます。

  

しかし、アップダウンのある現地調査は脹脛に効いたよなぁ。

【受賞報告】研究室修了生の栗原広佑先生が「人間-生活環境系学会奨励賞」を受賞!

橋本研究室の修了生である東北工業大学・講師の栗原広佑先生が、「人間-生活環境系学会奨励賞」を受賞し、第46回人間-生活環境系シンポジウムで授賞式がありました。

受賞した論文は栗原先生が博士後期大学院生として当研究室に在籍中に取り組んだ研究内容です。

受賞論文題目「山形県最上郡金山町における地域型住宅と薪ストーブ使用住宅の実態調査 森林資源の建材・燃料としての利用に着目して」

  

栗原先生(右)と高田会長(左)のツーショット。
珍しく?私とも記念撮影を。

第46回 人間-生活環境系シンポジウム

「イーグレひめじ」で行われた第46回 人間−生活環境系シンポジウムに参加してきました。

大会長は兵庫県立大学・教授の土川忠浩先生です。土川先生には学生時代からお世話になっています。

  

姫路を訪れるのは約35年ぶりでした。前回は、高校の修学旅行で姫路城に来た時です。

  

昨年の第45回のシンポジウムは対面とオンラインのハイブリッド開催でしたが、今回は完全に対面形式での開催。ポスターセッションも行われました。

懇親会は行われませんでしたので、完全に元に戻ったとはまだ言えませんが、感染対策を行いながら少しずつ前進している実感があります。

  

■今回の発表

橋本剛,小林久高,濱定史,釜床美也子:徳島県南部におけるミセ造りの現存状況

  

会場の「イーグレひめじ」。
立派な会場でした。
ポスター発表、企業展示の様子。
会場からも姫路城が見えました。
姫路の中心市街地はアーケードが整備されていました。

【受賞報告】研究室修了生の栗原広佑先生が「日本生気象学会 第31回研究奨励賞」を受賞!

橋本研究室の修了生である東北工業大学・講師の栗原広佑先生が、「日本生気象学会 第31回研究奨励賞」を受賞し、第61回日本生気象学会大会(名古屋)で授賞式ならびに受賞記念講演がありました。

受賞した論文は栗原先生が博士後期大学院生として当研究室に在籍中に取り組んだ研究内容です。

受賞論文題目「薪ストーブ使用時に形成される居間の室内温熱環境の実測調査」