Life Record -生成と生業-

写真は、現在開催中のKENPOKU ART 2016に出展している作品の一部です。インスタレーション「Life Record -生成と生業-」について。
樹木は風雪に耐えながら成長し、人はその自然素材を生活のために使用してきた。
木が育ち木を使う。そのような自然と人との関わりによる「時間」の作品化を目指した。
展示場所の大子では古くより漆の採取が行われてきた。漆もまた、樹から採取する自然素材である。
樹で生成された漆は、器物を覆いその器物が永く人に仕えるよう丁寧に塗られる。漆の器は人に使われ、手沢を帯びた新しい美しさを獲得する。
ここでは、樹木の生成や人々の生業を視覚化する表現を試みた。その象徴として制作した双方向に伸びる植物は、過去や未来に向け成長する。根の無い植物は、自らの美しさを栄養として成長する。
山林資源を有効に扱う人々が多く暮らす大子を象徴し、大子の土地や人々の生活を祝福する場を作った。
大子のまちなか、麗潤館2Fで展示しています。




