農閑工芸の研究

自然素材を扱う「農閑工芸」は日本各地に見られ、様々な器物が作られてきた。 わずかな道具を使い、身近なところから手に入る自然の素材「ありもの」を使う。そこでは、素材へ問いかける技術が必要になる。
現代は、大量生産、大量消費が文化的一面となっている。生産効率を求める分業制の生産現場では、素材への深い理解力の喪失とともに、物を作り出す喜びも失われている。
そのような現代においてこそ、農閑工芸の思考が有効に働くと考えた。素材を揃え、加工し器物になるまで、物は手の中にある。「素材の特性に従う」農閑工芸は、「既存のものを使い、枠組みを組み直す」といった柔軟性を併せ持つ。そして、自然を扱う技術は人と自然の関係を問い直すことに繋がる。それは「作ること、それ自体に価値がある」ことを示す。
ここでは、農閑工芸の造形原理を活用したワークショップと汎用性の高い教育コンテンツを紹介する。
科学研究費助成事業 
研究代表者
基盤研究(C) 2011-2013「農閑工芸の研究-地域資源を活用した教育プログラムの構築-」
基盤研究(C) 2014-2017「農閑工芸の研究-軟質文化の造形から-」

研究分担者

基盤研究(A) 2015-2018「地域資源を基盤とする創造的復興とレジリエンス力強化に関する実践研究」
(研究代表者:逢坂卓郎)
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