上越市での現地調査の後、長岡市にある重要文化財の長谷川邸へ。
主屋は宝永三年(1706)年の大火の後、享保元年(1716)に再建されたと伝えられているとのこと。
新潟県最古の古民家です。
映画「峠 最後のサムライ」のロケ地としても使用されました。





長谷川邸の後は柏崎市の荻ノ島環状集落へ。
中門造の伝統民家が水田を囲む様に環状に配置された集落です。




授業の内容・様子を紹介します。
上越市での現地調査の後、長岡市にある重要文化財の長谷川邸へ。
主屋は宝永三年(1706)年の大火の後、享保元年(1716)に再建されたと伝えられているとのこと。
新潟県最古の古民家です。
映画「峠 最後のサムライ」のロケ地としても使用されました。
長谷川邸の後は柏崎市の荻ノ島環状集落へ。
中門造の伝統民家が水田を囲む様に環状に配置された集落です。
新潟県上越市へ行ってきました。
今年度の環境デザイン演習2では古民家改修的な課題を行っているのですが、その現地調査へ。
最近の古民家改修というと単にリフォームするだけではなく、農家民宿にしたり、移住者用の住宅にしたり、コワーキングスペースやワーケーションの場にしたり・・・と色々な事例がありますね。
それらは、それなりに改修費用がかかりますし、場合によっては採算性を問われるケースもあります。
そうなると、実際には多くの古民家はその対象にはならず、どうしていいのかわからない、或いは、本当は価値があるのに解体されてしまう、ということになってしまうのかなと。
もっと違った古民家の利活用のアイデアはないかな〜という様なことを考えるのを課題としています。
今年も、授業で「日本の伝統民家」をお題にして学生に絵を描いてもらいました。
合掌造りが少なく、瓦葺屋根が多いかな〜という印象でした。
縁側で寛ぐ人の様子や、住宅周辺の樹木等も表現してくれた学生もいます。
授業後に提出してもらった感想によると、「日本の伝統民家」と言われて「サザエさんの家」を連想した学生もいるようです。
なるほど、と思いました。
昭和も遠くになりにけり。
筑波大学大学院 人間総合科学学術院 人間総合科学研究群 芸術学学位プログラム(博士前期課程)修了制作展 後期日程が茨城県つくば美術館で開催中です。
しばらく投稿が滞ってしまいました。
2022年2月のダイジェスト報告です。
芸術学学位プログラム環境デザイン領域の修士研究発表会が行われました。
今年度は3名の学生が修士研究を提出しました。
環境デザイン領域での修士研究は「論文」か「作品及び研究計画書」のどちらかの形式になります。
今年度は「論文」が2名、「作品及び研究計画書」が1名でした。
先週に続き、今週も木ゼミがありました。
今回は学群4年生の卒論・卒制の中間発表。
芸術専門学群環境デザイン領域の4年生は、卒業研究として卒業論文と卒業制作の両方に取り組みます。
環境デザインの多くの学生はまずは卒論から始めます。
私立大学などでは卒業論文または卒業制作の選択制としている場合も少なくないようですが、4年間のデザインの勉強の集大成として、論文と制作の両方に挑む意義は大きいと思っています。
6月も半ばを過ぎ、卒論の進捗状況に差が出てきたように感じました。
橋本研4年生の井本さんは奄美大島の高倉に関する卒論を行なっています。
来月には現地調査に行く予定で、準備を進めています。
環境デザインでは、卒論・修論の指導を合同ゼミで行なっています。(もちろん研究室ゼミもやってますよ)
合同ゼミには、環境デザインでの合同ゼミと、情報・プロダクトデザインおよび建築デザインを含めた合同ゼミの2パターンがあります。
本日は環境デザインの合同ゼミで、博士前期1年生の発表でした。
今年度から合同ゼミには学群の2・3年生も参加しています。
学群3年生からも積極的に発言があり、ますます楽しく、有意義なゼミになっていきそうな期待が高まり、嬉しかったです。
授業で、「日本の伝統民家のイメージ」を絵で表現するという課題を出しました。
この課題、実は無理のある課題と承知した上で、ほぼ毎年のように授業で行っています。
オーソドックスに考えると、茅葺の農家住宅か町屋を想像すると思います。
その先、ディテールや周辺環境までしっかりと描き込むことができるか、頭の中でイメージができるか、を確認する課題です。
「ぼんやりとしたイメージはあるけど具体的に描けない」と、悪戦苦闘する学生が多い中、しっかりと町屋を描ける学生や、農家住宅の立地や周辺環境を表現しようと試みた学生がおり、嬉しかったです。
例年、農家住宅の屋根型を見ると切り妻屋根が多いです。
きっと白川郷の影響なんだろうな、と思います。
前回に引き続き、卒業制作展のギャラリートークの様子をご紹介します。
なお、このギャラリートークはライブ配信されていました。
では、環境デザイン領域と建築デザイン領域の発表です。