愛媛へ その4 宇和町卯之町

愛媛編、まだまだ続きます。

トップの写真は旧開明学校。

続いて訪れたのは西予市宇和町卯之町。重伝建地区です。

平入と妻入が混在し、持ち送り、格子、袖壁、卯建といったアクセントも豊富で、変化に富んだ見ていて楽しくなる町並みでした。

「伝統的な木造建築の町並み」という一定の統一感を保ちながら、よく見ると個性的な建築群。

現代の町並みの景観ルール制定にも役立ちそうな事例だと思いました。

  

平入が連続しているかと思うと・・・。
こちらは妻入が連続しています。
これらが対面しているというのが面白いですね。
かっこいい持ち送りが。
蔀戸のオープンカフェ。良いですね。

  

リノベーションしたカフェの蔀戸を発見し、ミセ造りがあるのでは・・・と期待が高まります。すると・・・。

  

資料館に格子戸タイプの蔀戸が。

  

これは・・・資料館に行くしかない!ということで入館しました。すると・・・

  

昔の町並みを再現した模型に「ミセ造り」がありました。
模型がガラスのケースに収納されていて上手く撮影できない・・・。

  

詳細は今後調べて行こうと思いますが、愛媛県には徳島県とは異なるタイプのミセ造りがある様です。

手元にある愛媛県の伝統的な町並みを紹介する文章には「蔀戸」「床几」はあげられていますが、「ミセ造り」とは書かれていない様です。

まだまだ勉強が足りません。