橋本研究室の修了生である東北工業大学・講師の栗原広佑先生が、「日本生気象学会 第31回研究奨励賞」を受賞し、第61回日本生気象学会大会(名古屋)で授賞式ならびに受賞記念講演がありました。
受賞した論文は栗原先生が博士後期大学院生として当研究室に在籍中に取り組んだ研究内容です。
受賞論文題目「薪ストーブ使用時に形成される居間の室内温熱環境の実測調査」


橋本研究室での研究活動を紹介します。
橋本研究室の修了生である東北工業大学・講師の栗原広佑先生が、「日本生気象学会 第31回研究奨励賞」を受賞し、第61回日本生気象学会大会(名古屋)で授賞式ならびに受賞記念講演がありました。
受賞した論文は栗原先生が博士後期大学院生として当研究室に在籍中に取り組んだ研究内容です。
受賞論文題目「薪ストーブ使用時に形成される居間の室内温熱環境の実測調査」
名城大学で行われた第61回 日本生気象学会大会(名古屋)に参加してきました。
大会長は名城大学・教授の石井仁先生。
今回の大会では実行委員会として裏方を務めさせていただき、いろいろと勉強させていただきました。
大会長の石井先生をはじめ、実行委員会の日本福祉大学・西村直記先生、日本福祉大学・松本太先生、大同大学・渡邊慎一先生には大変お世話になりました。どうもありがとうございました。
第59回、第60回の大会はオンライン開催でしたが、今回は3年振りの対面形式での開催。
もちろんオンラインには交通費が不要、移動時間も不要といったメリットがあるわけですが、やっぱり対面の方が個人的には好きですね。
■今回の発表
橋本剛,渡邊慎一,石井仁:夏季における大きさの異なる高倉の床下空間に形成される温熱環境
栗原広佑,橋本剛:散居集落における屋敷森の暑熱緩和効果の実態調査
名古屋の大同大学へ行ってきました。
調査機器を見せていただきながら、今後の研究計画の打ち合わせをしてきました。
立派な実験室、たくさんの調査機器。
いずれも私の研究室では望むべくもありません。
新潟県上越市に行ってきました。
中門造の民家の現存状況を確認するのが目的です。
中門造は「中門」と呼ばれる主屋から突出した部分がある形式で、かつては中門で馬を飼ったりしていました。
今では馬などを家で飼っている方はほとんどいなので、中門の部分は改修されています。
じっくり見てみると、その改修には色々なパターンがありそうでした。
また、この地方の土蔵は、板倉を土蔵化した「土塗り板倉」が一般的なのかもしれない、という新たな問いが出ました。
土塗り板倉は外見からだけでは判別が難しく、その実態を把握するのが結構困難です。
黄金色に実った稲が印象的でした。
対馬に調査に行って来ました。
今回は熱環境のプレ調査と、コヤの現況調査で、名城大学・石井研究室との合同調査でした。
晴れたり、大雨だったりと、忙しい天気でしたが、なんとか最低限の仕事はできたかなと。
我々の研究はどうしてもお天気に左右されてしまうのですが、こればっかりはどうすることもできません。
十分な準備をしつつ、余裕を持った計画を立てて、地道にコツコツと成果をあげていくしかないですね。
近道はありません。
遠回りすることはよくありますけど、それも大事なプロセスだと思います。
先月に引き続き、徳島県へミセ造りの調査に行ってきました。
今回は、大同大学・渡邊教授、名城大学・石井教授との合同調査です。
温熱環境と紫外線環境の実測調査を行ってきました。
事前の天気予報では「雨かも・・・」と覚悟していましたが、幸い晴れてくれました。
帰りには台風が発生。
まったくの偶然ですが、いいタイミングで調査に行くことができました。
長崎県の対馬へ調査に行ってきました。
来月に実施予定の温熱環境調査の事前調整と、コヤの現況調査が目的です。
前回、対馬を訪れたのはコロナ禍になる前の2019年の夏。
3年前のことになります。
たった3年?もう3年前??
今回の調査では、対馬の集落景観が変わりつつある現実を感じました。
徳島県に「ミセ造り」の調査に行ってきました。
今回は島根大学・准教授の小林先生との合同調査でした。
3月に実施した現地調査の補足調査になります。
直前の天気予報では雨模様だったのですが、なんとか予定していた調査を実施することができました。
奄美大島に調査に行ってきました。
今回は、大同大学・渡邊教授と名城大学・石教授との共同調査でした。
龍郷町の「りゅうがく館」前に移築・保存されている高倉を対象とした温熱環境と紫外線環境の実測調査を行ってきました。
昨年もここで調査を行ったのですが、あいにくお天気は雨でした。
ということで、リベンジです。
今回も到着時は曇り時々雨でしたが、なんとか晴天日のデータを得ることができました。
基本的に日陰にいるようにしたのですが、結構日焼けしました。
奄美の日差しは強烈です。
「人間と生活環境」第29巻,第1号に研究室の論文1編が掲載されました。
論文のタイトルは
「対馬における群倉の配置に関する小気候学的研究」
です。
あの時の調査は本当に寒かったなぁ。