芸術専門学群は、筑波大学にある9学群のうちの一つです。学生は教養を広げるために、芸術以外の幅広い学問の中から興味のある科目を履修することが可能です。

本学群には14の専門的領域があります。学生は自身が志向する領域以外にも、隣接する領域なども学ぶことによって、独自性のある専門性を獲得することができます。入学後に多くの領域の内容を知ることによって、新たな関心を生み、確固たる志向を生むことができます。

本学群では一学年百名の学生に対し、教員は約五十名います。一年次から四年次までクラス制度があり、担任の教員がいます。そしてきめ細かい、少人数の教育を実践しています。個性を尊重し、それぞれの豊かな想像性に裏づけされる創造性を養います。

社会において豊かな人間関係を築くためには、自分の思いを相手に正しく伝えるコミュニケーション能力とプレゼンテーション能力が求められます。芸術の創造は、感性によるコミュニケーションです。本学群の教育は、感性豊かなコミュニケーション能力、そして広い視野と教養を兼ね備えたプレゼンテーション能力を育成します。

 

芸術専門学群長

大原 央聡