彫塑領域
彫塑領域は、立体造形として芸術の根本的で重要な一領域である彫塑に関する理論、演習、実習を通して専門的な教育を行うことを目的としている。その内容は塑造と彫刻に大別されるが、それぞれ専門の教員によって基礎から専門にいたる内容豊かな教育が行われる。
塑造実習は、人体の頭像、胸像から始まって全身に至る人物像を主たるモチーフとして塑造、石膏技法、プラスチック(F.R.P.)などによる制作実習が年次的に段階を追って展開する。
彫刻実習は木彫と石彫の2分野に分けられ、各々2~3年間にわたって基礎から専門に至る実習が行われる。そのほか彫塑特別実習、鋳造実習、テラコッタ実習がある。以上のように彫塑コースでは、彫塑領域の一応の理論と実技を全般的に修得できるようにカリキュラムが配慮されている。
学群の上には大学院があり、博士前期課程・博士後期課程においてさらに高度な研修ができるようになっている。
指導教員
大原央聡
教授 木彫
宮坂慎司
助教 塑造
川島 史也
助教