洋画領域
絵画はラスコーやアルタミラの壁画等に見られるように最も原初的であり、純粋な芸術の一形態である。画家は絶えず、「芸術とは何であるか」を問いながら創造に立ち向かうのである。結果として絵画は過去の歴史に示されるように次代の芸術の方向を示すこともできる。本領域はこのような認識のもとに流行に左右されることなく、本質的な創造へのアプローチを求める。
教員が作家としての立場から論講する諸論、「素描実習」、素描から専門的な油絵技法への移行を行う「油絵基礎実習」、古典から現代への技法を演習して技法と素材についての基本的理解を得る「洋画技法演習」、人体などのモチーフを用いて自己の表現を追及する「油絵実習I, II」などが授業として組みこまれており、最後に自分の課題を卒業研究としてまとめる。
指導教員
仏山輝美
教授
福満正志郎
准教授
星美加
助教
湯澤美麻
助教