中国書法史のうち、主に清代の書論や書画家を研究テーマとしています。これまで主に清代の書の理論を対象に、個人の書の思想や往時の書教育などの実相解明を目指してきました。また近年は、中国近代の書画社団の動向や日本近代の書論にも興味を持っています。

制作では、漢字・仮名・篆刻など幅広く行うことを心掛けていますが、特に金文など古文字資料を基調とした作品については、公募展(日展、読売書法展、日本書芸院展など)で発表しています。