現代アートで一般化された1970年代以降のミクスト・メディアにおける新たな異種素材の立体造形を研究している。特殊素材がもたらす効果を人体や動物等の有機的な表現に換えて、”生”をテーマとした立体造形を作り出し、芸術作品として展開している。作品による展覧会、素材教育や造形論、ワークショップ等を通じた研究を行う。

小野 裕子
ONO Yuko
研究分野
インスタレーションおよび立体造形表現による現代アート
研究テーマ
立体造形表現および特殊素材に関する研究
主な作品
主な著書・論文
「油彩具と不飽和ポリエステル樹脂の混合着色剤」『環境芸術/環境芸術学会 30号/8ページ』2023
「筑波大学睡眠医科学研究棟の建築デザインと一体化したアート作品」『筑波大学芸術系研究報告/第68/芸術研究報・作品集28/pp.13-28』2017
「油絵具を着色剤とした混合技法による不飽和ポリエステル製立体造形表現」『大学美術教育学会/美術教育学研究/第49 2017/pp.105-112』2017
「研究棟にインストールした恒久的アート作品の展開と可能性–筑波大学睡眠医科学研究棟(IIIS)アートプロジェクトを事例として–」『環境芸術/環境芸術学会 18号/pp.74-81』2017
略歴
2023 筑波大学芸術系准教授
2013 筑波大学芸術系助教