彫塑 領域
彫塑領域では、大学4年間で培われた専門的な内容を、更により高度に発展させる教育を行うことを目標としています。塑造・彫刻の分野全般にわたる高度な知識と卓抜した技能を備えた専門家を養成するために、講義科目のほか、演習や実習を通して、特に塑造、木彫、石彫、金属、テラコッタなどの実技を重点的に学習できるようにカリキュラムが編成されています。2年次からは学生が自ら選択した1つの課題を深く追究し、高いレベルの修了研究が深められるよう考慮されています。
主な専門科目
塑造制作-1、塑造制作-2
彫刻制作-1、彫刻制作-2
金属彫刻制作
テラコッタ制作
彫塑特別制作A、彫塑特別制作B
彫塑特別制作C、彫塑特別制作D
修了生の進路
本学での彫塑教育を修了した者の進路としては、彫刻家、立体造形作家、デザイナーなどのほか、中学校・高等学校の美術教師など教育界に進む修了生も多くいます。さらに、大学教員や専門機関の研究者、美術館や博物館などの学芸員といった研究職への道も開かれています。
主な修了生
S58 池川 直 鹿児島大学教授、日展会員
S62 宮崎 甲 千葉大学教授
H2 村上 裕介 兵庫教育大学教授
H4 千本木 直行 福岡教育大学教授
H7 河西 栄二 岐阜大学教授、新制作協会会員
H7 知足 美加子 九州大学教授、国画会会員
H10 松尾 大介 上越教育大学准教授、国画会会員
H13 吉賀 伸 東北芸術工科大学准教授
H14 中原 篤徳 流通経済大学教授、日展会員
H15 林 佐和子 女子美術大学助教、二紀会会員
H21 三上 慧 東洋英和女学院大学専任講師、二紀会準会員
H24 渡部 直 共立女子大学専任講師、国画会会員
*芸術学学位プログラム移行前の修了生になります。