芸術支援 領域
芸術による人間性回復と芸術の社会的役割の追究を目指し、社会における芸術支援活動の企画・運営・教育普及等において指導的な役割を果たす力ある人材を育成する。芸術教育に関わる理論等の習得とともに、筑波大学所蔵美術コレクション等を活用した支援活動の実際に関わる授業などを受講することができる。これらの特色あるカリキュラムの履修を通して、芸術と人間の幸福や成長との関わりを考え、理論と実践の両面からの課題に取り組み、その基礎の上に、各自の研究課題を通して、新しい芸術支援のあり方を探究することを目指していく。
主な専門科目
芸術教育方法論A-1、芸術教育方法論A-2
芸術教育方法論B-1、芸術教育方法論B-2
芸術学習支援論A、芸術学習支援論B
芸術学習支援演習A、芸術学習支援演習B
芸術支援ワークショップI、芸術支援ワークショップII、芸術支援ワークショップIII
芸術支援学学外演習A-1、芸術支援学学外演習A-2
芸術支援学学外演習B-1、芸術支援学学外演習B-2
修了生の進路
美術館・博物館学芸員、芸術文化団体職員、小学校・中学校・高等学校・大学教員、そのほか民間・公的機関を問わず専門能力を生かした芸術支援の実践者・研究者。また、博士後期課程において専門的な研究者の道に進むこともできる。
主な修了生
2009年: 具 香謨 韓国博物館協会
2010年: 浅野五月 東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京
2011年: 秋田美緒 川口市立アートギャラリー・アトリア学芸員
2011年: 市川寛也 (博士後期課程進学後)東北芸術工科大学講師(2020年より群馬大学准教授)
2013年: 李 依チェン 小山登美夫ギャラリー
2014年: 川村晃子 スパイラル 株式会社ワコールアートセンター
2014年: 高橋りほ 新潟市美術館学芸員
2014年: 中川三千代 (博士後期課程進学後)法政大学兼任講師
2015年: ボージョー・レーカ 国際交流基金ブタペスト日本文化センター
2015年: 村上 綾 国際芸術センター青森
2015年: 吉田奈穂子 (博士後期課程進学後)関西外国語大学特任助教(2020年より筑波大学助教)
2016年: 阿部美里 一宮市三岸節子記念美術館学芸員
2018年: 山家いつか 草間彌生記念芸術財団
2019年: 浜岡 聖 東京国立近代美術館 企画課教育普及室
*(修了年、名前、就職先)
芸術学学位プログラム移行前の修了生になります。