日本画 領域
日本画領域は、学群または他の大学で習得した専門教育の上に、さらに高度な実践的研究と理論的研究を行います。将来社会において貢献し指導的役割を果たすとともに、日本画の創作活動に係わる専門的職業人として自立できる人材の育成を目標としています。
教育内容については、美術史や技法論などの講義科目の他に、古典による専門的技法などの演習、研究テーマに基づいた実験的な日本画制作実習を行います。高い創造性に基づいた自己表現力と批評精神を養い、作家として多様な社会に対して発信し得る作品を創出できる画力が修得できるよう専門科目を開設しています。
研究内容については、研究テーマに基づいた実験的な日本画制作実習や古典による専門的技法などの演習を通して高い創造性に基づいた自己表現力を養うとともに、美術史や技法論などの講義科目により、作家として多様な社会に対して発信し得る作品を創出できる画力が修得できるよう専門科目を開設しています。
主な専門科目
日本美術技法演習
日本画制作・日本画特別制作
日本画野外風景実習
研究・制作発表特別演習Ⅰ・II
芸術学学位プログラム特別演習
芸術学学位プログラム特別研究
修了生の進路
これまでの修了生は、日本画家、現代美術家、イラストレーター、デザイナーなど多様な創作分野で活躍しています。また博士後期課程への進学、教員(大学、高校、中学)などの研究・教育関係活動とともに制作を継続することで評価される者も少なくありません。
主な修了生
H3 荒井 経 東京藝術大学教授
H4 松久公嗣 福岡教育大学教授
H6 水見剛 茗渓学園中学校高等学校教諭 日本美術院院友
H8 太田泰助 水戸第一高等学校教諭 創画会準会員
H12 船井美佐 現代美術作家
H15 岩崎仁美 北海道教育大学准教授
H19 大関智子 秋田公立美術大学助教
H20 野角孝一 高知大学准教授 創画会準会員
H22 守屋亜矢子 日本美術院院友
H24 井上 藍 常葉大学短期大学部助教
H25 牧野一穂 長崎大学准教授 創画会会員
H26 諏訪智美 筑波大学芸術系助教
H28 中尾泰斗 鳥取大学准教授
H29 陳芃宇 多摩美術大学非常勤講師
*芸術学学位プログラム移行前の修了生になります。