工芸 領域

工芸 領域

工芸領域はガラス、陶磁、木工・漆芸の3分野からなる。各分野に専門の教員が配置され、造形要素としての素材の特性を知り、選択した材の可能性を活用して、その材だから可能となる表現を追求するために何をすべきかを学ぶためのカリキュラムが構築されている。

学群(学部)での教育を踏まえ、それを発展させるかたちで素材による表現を高度に実現することを目指している。そのため工芸領域特別演習、素材(ガラス、陶磁、木材)造形演習などの演習を通じ、各分野の技法及び造形表現を深化させつつ、分野を横断しながら主素材と他分野の素材や造形要素を組み合わせることで可能となる表現を獲得できるようにカリキュラムが組まれている。

芸術学学位プログラム特別研究(工芸領域)により、各学生の研究成果を共有し、理論的思考と造形表現の研究成果を相互に発表し確認することで研究の質を保証している。

主な専門科目

ガラス造形演習・ガラス造形特別演習

陶磁造形論特講

陶磁造形演習Ⅰ・陶磁造形演習Ⅱ

木材造形演習

漆芸演習

修了生の進路

陶芸家、工芸家、造形作家、教員、研究者

主な修了生

H20 久米香織 株式会社エフエム東京

H22 遠藤章子 ガラス造形作家

H23 菅野奈津美 東京都立葛飾ろう学校高等部デザイン系

H24 茨木周平 株式会社博報堂プロダクツ

H26 阿部潤 茗溪学園中学校高等学校教諭

H27 福山菜穂子 作陶家

H29 出口真帆 株式会社電通マネジメントサービス

H29 對馬尚紀 株式会社協同工芸社

H29 大井真希 茨城県つくば美術館

H29 小谷 恵子 作家活動

*芸術学学位プログラム移行前の修了生になります。

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