作り手自身が結果を正確に予測できない要素を意識的に取り入れた造形プロセスにより生成される形を利用した表現について研究している。造形は機能の実現やメッセージの伝達を動機とするものだけではない。作り手のイメージを忠実に形にする技術の研究も大事だが、頭の中にない形を外から引き寄せる仕組みの研究もまた重要であると考えている。