美術におけるインターセクショナリティに関心を持ち研究しています。美術家の留学、万国博覧会や国際博覧会における近代日本の対外美術戦略、近代の国民国家形成の過程で古代神話がどのように表象されたか、などをポストコロニアル、ジェンダーの視点からも分析しています。また美術館学芸員の経歴を生かして大学における美術コレクションの管理を担当し、同時代のアートについてもオブジェクトベースの研究を行っています。