シンポジウム「筑波大学・石井コレクション 国吉康雄作品をめぐる国際研究集会」が開催されました

2月16日、筑波大学東京キャンパス文京校舎において、シンポジウム「筑波大学・石井コレクション 国吉康雄作品をめぐる国際研究集会」が開催されました。
当日は本学芸術系の五十殿利治教授のほか、カリフォルニア大学アーヴァイン校から2名の先生を招き、20世紀前半にアメリカで活躍した日本人画家、国吉康雄の作品について講演や討論が行われました。

プログラムは以下の通りです。

「筑波大学・石井コレクション 国吉康雄作品をめぐる国際研究集会」

主催 筑波大学芸術系
後援 筑波大学芸術学美術史学会

講演
セシール・ホワイティング(カリフォルニア大学アーヴァイン校)(通訳付き)
Cecile Whiting
“Yasuo Kuniyoshi’s Venus at the Shore”

バート・ウィンザー=タマキ(カリフォルニア大学アーヴァイン校)(日本語による講演)
Bert Winther-Tamaki
「クジラに驚く姉妹:アメリカでの美の鑑定士としての国吉の選択」

五十殿利治(筑波大学)
「国吉康雄の「牛」をめぐって」

講演終了後のディスカッションの様子

講演終了後のディスカッションの様子

平成24年度芸術学専攻卒業論文発表会が開催されました

2月8日、筑波大学大学会館特別会議室において、平成24年度の芸術学専攻卒業論文発表会が開催されました。
今年度は芸術学・美術史コースから2名、また芸術支援コースから4名の計6名の学生が発表を行いました。
4年間の集大成として臨んだそれぞれの発表後には教員、学生から積極的な質問があり、各発表者との間で活発な議論が展開されていました。

発表会当日の様子

発表会当日の様子

発表会終了後の集合写真

発表会終了後の集合写真

平成24年度 美術史学外演習(学群、大学院)

12月5日ー7日の3日間、毎年恒例となっている美術史コース、領域の学外演習が行われました。
今年度は学群生11名、大学院生4名が参加し、福島県の会津若松市、喜多方市、福島市を訪れました。

会津若松では飯森山のさざえ堂などを見学し、福島県立博物館で先輩学芸員の方の説明の下バックヤードを見学させていただきました。
「蔵のまち」喜多方では大小様々な蔵を探訪しました。途中、福島民報の記者の方に取材を受ける一幕もありました。(12月8日付の記事に掲載済みです)
福島では福島県立美術館で学芸員の先輩を訪問し、美術館の取り組みについて解説していただきました。

学生にとっては非常に充実した3日間となりました。
関係者の方々に厚く御礼申し上げます。

会津若松市飯盛山にて

会津若松市飯盛山にて

福島市福島県立美術館にて

福島市福島県立美術館にて

【美術史演習】「タッチ&トーク」@茨城県陶芸美術館 全日程終了!

「タッチ&トーク」第3日(最終回)、無事に終了しました。

予定されていた地元中学校美術部の団体参加は急遽なくなり、平均年齢が比較的高いかたがたへの
提供となりましたが、皆さんたいへん熱心に鑑賞体験を楽しまれました。

ギャラリートークは、事前の準備段階でどのような資料をどの程度まで用意できるか、対象とする
年齢層などをどのように設定しておくかなど、「語り」にかかわる方法論以前の、自明かつ現実的
な問題に直面しました。また、ほとんど場合、展示室のケースに収められた状態でしか観ることの
できない近世陶磁器を「触察」する企画については、美術史の演習としていかにプログラムを構築・
深化させるのか。一定の収穫とともに、大きな課題を担当教員に与えてくれました。

夏休み期間中の学外での演習参加。皆さんごくろうさまでした!

貴重な機会をご用意下さった茨城県陶芸美術館にあらためて御礼申します。

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【美術史演習】「タッチ&トーク」@茨城県陶芸美術館 第2日

学群の芸術学専攻/芸術学・美術史コースの「美術史演習」の一環で実施している、茨城県陶芸美術館での
教育普及事業「タッチ&トーク」への協力参加、第2日。無事終了です。

7歳のちびっこや中学校美術部のみなさんを含む20名を超えるかたがたが、本学所蔵・石井コレクションの
東洋陶磁作品の「触察イベント」と企画展「ふしぎ! たのしい! ゲンダイトーゲイ」のギャラリー・トーク
をたのしんでくださいました。予定時間を大幅に超過する、たいへんな盛り上がりようでした! 

担当の学生諸君、ごくろうさま。8月18日の最終回を担当する学生諸君、がんばりましょう!

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