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芸術支援研究会:地域を変えるアートの力と芸術祭を支える人々の力(講師:北川 フラム氏、野村 翠氏)

芸術支援研究会「地域を変えるアートの力と芸術祭を支える人々の力」2024年7月2日(火)16:00-18:00
Art Environment Support Forum “The power of Arts and the People Behind Supporting Art Festivals”

講演会のお知らせです。

日時: 2024 年 7 月 2 日(火) 16:00 – 18:00
Tue. July  2 16:00-18:00

場所:筑波大学5C棟407教室(対面)
Classroom 407, Building 5C, University of Tsukuba (In-person)

聴講自由 Admission Free どなたも大歓迎

講師:アートディレクター 北川 フラム
(株)アートフロントギャラリー 野村 翠

大地の芸術祭、瀬戸内国際芸術祭、北アルプス国際芸術祭、奥能登国際芸術祭・・・皆さん一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

当芸術祭の総合ディレクターを務める北川フラム氏と(株)アートフロントギャラリーで北アルプス国際芸術祭の作品制作のコーディネート、事務局に携わる、野村翠氏をお招きしご講演いただきます。
地域を変えるアートの力について、そしてその芸術祭を支えるお仕事についてご紹介いただきます。制作ボランティアなどの案内もあるそうです。

直接お話が聞ける貴重な機会ですので、ご友人をお誘いあわせの上ぜひご参加ください!

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【プログラム】

1. 開会の挨拶

2. 地域を変えるアートの力 (北川フラム)

3. 芸術祭を支える人々、作品制作ボランティアのご案内(野村翠)

4. 質疑応答

5.     閉会の挨拶

チラシはこちら

チラシ

参加希望の方は、下記申込フォームからお申し込みください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSekrTBA9N5k0KMimuLYheJHqd91vmWgU1waTE3iOZ_ayjFmHg/viewform

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主催:芸術支援研究会、筑波大学芸術系
問い合わせ先:
筑波大学芸術系助教 吉田奈穂子
YOSHIDA Nahoko, Institute of Art and Design,
University of Tsukuba

Mail: yoshida.nahoko.gn ● tsukuba.ac.jp (@に変えてください)

芸術支援学学外演習に行ってきました

9月29日と11月23日に守谷市もりや学びの里のアーカススタジオを、「芸術支援学学外演習A-1~3」「学外演習A-1~3(芸術支援学)」の履修者で訪問しました。

9月の訪問ではアーカススタジオを訪問し、滞在制作中のローラ・クーパー(Laura Cooper)さんと進藤冬華さんという2人の滞在アーティストのスタジオを見学しました。
制作についてやどのように守谷で過ごす予定なのか、滞在制作に向けての話を聞きました。
11月の2度目の訪問は、その90日間の滞在制作の成果発表、オープンスタジオでした。
今年度の滞在作家の2名に加えて、2020-2021アーカスプロジェクトに参加した、millonaliu(Klodiana Millona&Yuan Chun Liu)も来日し成果発表を行っていました。

学生たちは事前にアーカスプロジェクトのディレクターの小澤慶介さんのご講演後に、それぞれ現地で調べたいテーマを1つ決めていました。
そのテーマに合わせて、作家やアーカスプロジェクトのディレクター、コーディネーター、会場の受付の担当者やオープンスタジオに訪れたお客さんなど、様々な人に話を聞いていました。

芸術支援学の学外演習では、毎年こうした学外の”実地”でしかできないアートの現場を調査しています。

学生たちの報告レポートの提出を楽しみに待ちたいと思います。
末筆ながら、アーティストのみなさま、アーカスプロジェクトの関係者のみなさま、ご来場のお客様など、学生たちのインタビューに快く応じていただきありがとうございました。

芸術支援ジャーナル Art Writing 17号をウェブ上に公開しました Online publication of the journal “Art Writing” No.17

Art Writing No.17 (2023)をウェブ上に公開しました。

ART WRITING [No.17] 2023
Guest Writer : A Memorandum of Reborn-Art Festival
Art Field in Tsukuba: Articles by students on emerging artists in Tsukuba

本誌は筑波大学におけるアートライティング教育の成果を広く伝える目的で、2006年に創刊されました。

今号の「特別寄稿」では、芸術支援の現場で活動する卒業生として、宮城県石巻市で開催される芸術祭「Reborn-Art Festival」スタッフの志村春海さんに寄稿していただきました。同芸術祭にインターンとして参加した在学生の報告も掲載しています。

「つくばアートフィールド」では、芸術専門学群芸術支援領域の専門科目「クリエイティブ・アート・ライティング」(授業担当:直江俊雄)の一環として、筑波大学で今育ちつつあるアーティストたちに取材した記事を掲載しています。この授業の取り組みについては、本誌第15号(2021年)の冒頭記事で紹介しました。前回は対面授業が行えない中での実施でしたが、今回は学生たちが集い、執筆中の記事を朗読するなど、直接学び合う機会をもつことができました。

1 特別寄稿

04 見えない誰かにアートが届くことについて
Reborn-Art Festival備忘録
志村 春海 SHIMURA Harumi

07 Reborn-Art Festivalインターン報告
よそ者/アートができること
早川 綾音 HAYAKAWA Ayane

08 Reborn-Art Festivalインターン報告
「部外者」の私にできること
唐澤 依緒里 KARASAWA Iori

2 つくばアートフィールド Artist × Writer

09 等身大の自分を記録する
ファッションによる放出
A 佐藤 珠水 SATO Tamami × W 疋田 真彩 HIKITA Maya

12 絵を描くこと+言葉で伝えること
A 千種 風香 CHIKUSA Fuka × W 川端 夏凜 KAWABATA Karin

14 だからこそ残す、彫刻。
A 羽室 陽森 HAMURO Youshin × W 唐澤 依緒里 KARASAWA Iori

16 イマドキだけど懐かしい感じ
iPadから生まれる多彩な作品
A 尽蔵 Tsukuzo × W 藤川 朋伽 FUJIKAWA Tomoka

18 ラスター彩、そのきらめき
A 橋川 朝花 HASHIKAWA Asaka × W 奥本 千紘 OKUMOTO Chihiro

21 「生み出す」源泉と「委ねる」解釈
自分らしい油彩画表現への挑戦
A 遠田 悠人 TODA Yuto × W 江原 実祝 EBARA Minori

24 『ことば』から始まるアート
A 澤田 亮 SAWADA Akira × W 藤 紬 ITO Tsumugi

26 沼から生まれる健康的な挑戦
環境をデザインし、ビジュアルをアートする
A 寺澤理歩(RISURISU) TERASAWA Riho × W 及川奈々 OIKAWA Nana

28 私と人間 私と現代美術
A 栄前田 愛香 EIMAEDA Aika × W 遠藤 花耶 ENDO Kaya

30 自然物を見つめる人
誠実に描き起こす
A 中津 瑞樹 NAKATSU Mizuki × W 宝田 紗和子 HODA Sawako

芸術支援領域 卒業論文、修士論文の概要を掲載しました Abstracts of Undergraduate and Master’s Theses in Art Environment Support

芸術支援領域では、卒業論文、修士論文の概要に2020年度と2021年度卒業・修了生分を追加しました。

過去の卒業論文概要
過去の修士論文概要

Abstracts of Undergraduate and Master’s Theses in Art Environment Support

Undergraduate Theses
Master’s Theses

芸術支援ジャーナル Art Writing 16号をウェブ上に公開しました Online publication of the journal “Art Writing” No.16


芸術支援の現場と未来を探るジャーナル Art Writing No.16をオンラインで公開しました。ここから公開ページへリンクします。

特別寄稿 芸術祭におけるアート×教育 Art and Education in Art Festivals
特集 北アルプス国際芸術祭 Northern Alps Art Festival
つくばアートメダルプロジェクト Tsukuba Art Medal Project

1 特別寄稿

04 芸術祭におけるアート×教育
北川 フラム KITAGAWA Fram

2 本誌について

07 アートライティングと教育
芸術を促進しているのか阻害しているのか
直江 俊雄 NAOE Toshio

09 コロナ禍における芸術支援活動と展示に関するアートライティング
吉田 奈穂子 YOSHIDA Nahoko

3  北アルプス国際芸術祭に関するアートライティング

学外演習事後報告

11 北アルプス国際芸術祭における空き家・空き店舗の活用とその課題
市川 結己 ICHIKAWA Yuki
宝田 紗和子 HOUDA Sawako

13 北アルプス国際芸術祭におけるガイドツアーの現状と展望
早川 綾音 HAYAKAWA Ayane

Workshop「筑波大生とみつけよう!バーチャル芸術祭の楽しみ方」事後報告

15 新たな視点で地域を見つめるワークショップの企画・実施
里村 亜呼 SATOMURA Ako

17 オンラインだからできること
小池 真莉 KOIKE Mari

Workshop「作品を見て考えよう 芸術でつながる大町の『いま』と『みらい』」事後報告

19 ウィズコロナ時代のワークショップとその舞台裏
松﨑 仰生 MATSUZAKI Aoi

21 鑑賞中のファシリテーターと生徒の対話の分析
嶋田 珠々 SHIMADA Suzu

4  アートメダルプロジェクトに関するアートライティング

23 手のひらの芸術 アートメダルの世界
宮坂 慎司 MIYASAKA Shinji

25 10 か国151 人による“Transformation”
「アートメダル国際交流展」を通して表現の多様性を考える
羽室 陽森 HAMURO Youshin

27 附属小・中学校・高校・大学、及び視覚特別支援学校
アートメダル制作と発表を通して見えてきたもの
小松 俊介 KOMATSU Shunsuke

Workshop「アートメダルを通したオンライン鑑賞会」事後報告

30 ワークショップで目指す、美術鑑賞の「多様性」
疋田 真彩 HIKITA Maya

32 検討と改善を繰り返して
江本 萌衣 EMOTO Mei

34 ICT を活用した鑑賞活動
白? 恵 SHIRATO Megumi