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高校生アートライター大賞 第二次選考通過作品を発表 The Second Selection Stage Winners for the Art Writer Award for High School Students

第10回高校生アートライター大賞 日本語エッセイ部門 第二次選考通過作品を発表

選考委員会は、52編を第二次選考通過作品として選出しました。
今後、最終選考を経て受賞作品を決定します。

詳しくは、高校生アートライター大賞ウェブサイトをご覧ください。

The Second Selection Stage Winners for the 10th Art Writer Award for High School Students, Essays in Japanese

The committee selected 52 essays for the second stage winners.
There will be the final selection.

For more details, please visit the website of the Art Writer Award for High School Students.

高校生アートライター大賞 第一次選考通過作品を発表 The First Selection Stage Winners for the Art Writer Award for High School Students

第10回高校生アートライター大賞 日本語エッセイ部門 第一次選考通過作品を発表

選考委員会は、14か国から応募された作品457編の中から、125編を第一次選考通過作品として選出しました。
今後、第二次選考、最終選考を経て受賞作品を決定していきます。

詳しくは、高校生アートライター大賞ウェブサイトをご覧ください。

The First Selection Stage Winners for the 10th Art Writer Award for High School Students, Essays in Japanese

The committee selected 125 essays as the first stage from 457 entries from 14 countries.
There will be the second and the final selection.

For more details, please visit the website of the Art Writer Award for High School Students.

芸術支援研究会「手でふれてみる世界」2023年12月13日(水)15:00-17:00 Art Environment Support Forum “The Hands Touching The World”, 15:00~17:00 Wed, December 13, 2023

芸術支援研究会「手でふれてみる世界」
Art Environment Support Forum “The Hands Touching The World”   “Le mani toccano il mondo”

日時:2023年12月13日(水)15:00-17:00 筑波大学5C棟5C506(対面)

Wed. December 13 15:00-17:00

聴講自由 Admission Free

芸術支援研究会を彫塑研究室と共催にて開催いたします。
せっかくの機会ですので、ぜひご参加ください。

この映画について 〈https://le-mani.com/〉より

イタリア・マルケ州アンコーナに暮らす、視覚に障害を持つアルド・グラッシーニと妻のダニエラ・ボッテゴニ。芸術を愛し、80カ国以上を旅して、それぞれの文化が生み出してきたもの、自然や生きものに手で触れながら世界と出会ってきた。しかしながら、どの国を訪れても、美術館で作品を鑑賞することだけは困難だった。美術作品を後世に残すため収集、保存、公開する美術館と呼ばれる場所では、ガラスケースや柵越しに作品を見ることに重きをおいた、「視覚優位」の活動が行われているからだ。ならば自分たちで、見える人も見えない人も、ともに美術作品に手で触れて鑑賞できる美術館をつくろうと、夫妻は自ら行動し、「オメロ触覚美術館」を創設する。1993年にマルケ州の支援によって開館したこの美術館は、1999年にはイタリア議会の承認を受け国立の美術館となり、子どもから大人まで、視覚に障害がある人もない人も訪れる、すべての人に開かれた美術館となった。そこで働く人、訪れる人、かかわる人々は、「美術館とは何か」を静かに語りかけてくる。

日本で長年に渡り美術館運営に携わってきた監督は、オメロ触覚美術館の存在、その活動に心動かされ、この世界の断片を多くの人に伝えたいという思いからカメラを手に取った。「手でふれてみる世界」をテーマに、触れることが困難なコロナ禍の下でイタリアへ通い、見えてきたものとは。

1.開会の挨拶
2.映画の上映(60分)ユニバーサル上映
3.トークセッション(撮影・監督:岡野晃子×会場)
4.閉会の挨拶

PDF:
手でふれてみる世界 (1)

参加希望の方は、下記申込フォームからお申し込みください。

〈https://forms.gle/gP3WoXx4sNgmXYvi7〉

主催:芸術支援研究会 彫塑研究室
オーガナイザー:吉田奈穂子 宮坂慎司

――――――――――――――――――――――――――――
問い合わせ先:
筑波大学芸術系 吉田奈穂子
YOSHIDA Nahoko, Institute of Art and Design, University of Tsukuba

Mail: yoshida.nahoko.gn ● tsukuba.ac.jp (@に変えてください)

芸術支援学学外演習に行ってきました

9月29日と11月23日に守谷市もりや学びの里のアーカススタジオを、「芸術支援学学外演習A-1~3」「学外演習A-1~3(芸術支援学)」の履修者で訪問しました。

9月の訪問ではアーカススタジオを訪問し、滞在制作中のローラ・クーパー(Laura Cooper)さんと進藤冬華さんという2人の滞在アーティストのスタジオを見学しました。
制作についてやどのように守谷で過ごす予定なのか、滞在制作に向けての話を聞きました。
11月の2度目の訪問は、その90日間の滞在制作の成果発表、オープンスタジオでした。
今年度の滞在作家の2名に加えて、2020-2021アーカスプロジェクトに参加した、millonaliu(Klodiana Millona&Yuan Chun Liu)も来日し成果発表を行っていました。

学生たちは事前にアーカスプロジェクトのディレクターの小澤慶介さんのご講演後に、それぞれ現地で調べたいテーマを1つ決めていました。
そのテーマに合わせて、作家やアーカスプロジェクトのディレクター、コーディネーター、会場の受付の担当者やオープンスタジオに訪れたお客さんなど、様々な人に話を聞いていました。

芸術支援学の学外演習では、毎年こうした学外の”実地”でしかできないアートの現場を調査しています。

学生たちの報告レポートの提出を楽しみに待ちたいと思います。
末筆ながら、アーティストのみなさま、アーカスプロジェクトの関係者のみなさま、ご来場のお客様など、学生たちのインタビューに快く応じていただきありがとうございました。

芸術支援ジャーナル Art Writing 17号をウェブ上に公開しました Online publication of the journal “Art Writing” No.17

Art Writing No.17 (2023)をウェブ上に公開しました。

ART WRITING [No.17] 2023
Guest Writer : A Memorandum of Reborn-Art Festival
Art Field in Tsukuba: Articles by students on emerging artists in Tsukuba

本誌は筑波大学におけるアートライティング教育の成果を広く伝える目的で、2006年に創刊されました。

今号の「特別寄稿」では、芸術支援の現場で活動する卒業生として、宮城県石巻市で開催される芸術祭「Reborn-Art Festival」スタッフの志村春海さんに寄稿していただきました。同芸術祭にインターンとして参加した在学生の報告も掲載しています。

「つくばアートフィールド」では、芸術専門学群芸術支援領域の専門科目「クリエイティブ・アート・ライティング」(授業担当:直江俊雄)の一環として、筑波大学で今育ちつつあるアーティストたちに取材した記事を掲載しています。この授業の取り組みについては、本誌第15号(2021年)の冒頭記事で紹介しました。前回は対面授業が行えない中での実施でしたが、今回は学生たちが集い、執筆中の記事を朗読するなど、直接学び合う機会をもつことができました。

1 特別寄稿

04 見えない誰かにアートが届くことについて
Reborn-Art Festival備忘録
志村 春海 SHIMURA Harumi

07 Reborn-Art Festivalインターン報告
よそ者/アートができること
早川 綾音 HAYAKAWA Ayane

08 Reborn-Art Festivalインターン報告
「部外者」の私にできること
唐澤 依緒里 KARASAWA Iori

2 つくばアートフィールド Artist × Writer

09 等身大の自分を記録する
ファッションによる放出
A 佐藤 珠水 SATO Tamami × W 疋田 真彩 HIKITA Maya

12 絵を描くこと+言葉で伝えること
A 千種 風香 CHIKUSA Fuka × W 川端 夏凜 KAWABATA Karin

14 だからこそ残す、彫刻。
A 羽室 陽森 HAMURO Youshin × W 唐澤 依緒里 KARASAWA Iori

16 イマドキだけど懐かしい感じ
iPadから生まれる多彩な作品
A 尽蔵 Tsukuzo × W 藤川 朋伽 FUJIKAWA Tomoka

18 ラスター彩、そのきらめき
A 橋川 朝花 HASHIKAWA Asaka × W 奥本 千紘 OKUMOTO Chihiro

21 「生み出す」源泉と「委ねる」解釈
自分らしい油彩画表現への挑戦
A 遠田 悠人 TODA Yuto × W 江原 実祝 EBARA Minori

24 『ことば』から始まるアート
A 澤田 亮 SAWADA Akira × W 藤 紬 ITO Tsumugi

26 沼から生まれる健康的な挑戦
環境をデザインし、ビジュアルをアートする
A 寺澤理歩(RISURISU) TERASAWA Riho × W 及川奈々 OIKAWA Nana

28 私と人間 私と現代美術
A 栄前田 愛香 EIMAEDA Aika × W 遠藤 花耶 ENDO Kaya

30 自然物を見つめる人
誠実に描き起こす
A 中津 瑞樹 NAKATSU Mizuki × W 宝田 紗和子 HODA Sawako