レクチャー&トーク・セッション「清宮質文&駒井哲郎—版をめぐる静寂」を開催しました

大学会館アートスペースで開催中のUTAC筑波大学アート・コレクション 石井コレクション特集展示「紙上の紙上なるもの.2:清宮質文&駒井哲郎」の関連企画を開催しました。美術史と版画制作研究の視点から清宮質文と駒井哲郎、そして駒井の霊感源の一であったとも見なされるスイスの画家パウル・クレーの芸術に迫る機会となりました。学内外から30名を越える出席があり、作品を間近にした願ってもない空間の下で、盛会のうちに終わりました。

レクチャー&トーク・セッション
「清宮質文&駒井哲郎—版をめぐる静寂(しじま)」

日時 2019年6月22日(土)13:30から16:00
会場 筑波大学 大学会館アートスペース

プログラム
〇レクチャー
栗田秀法=名古屋大学大学院人文学研究科教授/美術史
「クレーが開いた内なる世界の探求」
田島直樹=筑波大学芸術系教授/銅版画制作
「駒井哲郎の制作と技法」
佐野広章=桐生大学短期大学部准教授/木版画制作
「清宮質文の木版技法を解剖する」
〇トーク・セッション
栗田秀法+田島直樹+佐野広章
(モデレーター 寺門臨太郎=筑波大学芸術系准教授)

栗田秀法先生のご講演