- 投稿原稿の掲載は、いずれも藝叢編集委員会において決定する。編集委員会は、筑波大学芸術系美術史領域の担当教員および他専攻、他大学の教員ならびに美術館学芸員等をもって組織する。
- 投稿論文の審査は、藝叢査読委員会が行う。査読委員会を構成する委員は、藝叢編集委 員会が委嘱する。ただし、編集委員会が適当な査読者を見出すことができない論文については審査せず、投稿者に論文を返送するものとする。査読委員の少なくとも1名は編集委員会の外部に委嘱する。同様に、少なくとも1名は論文と関連の深い研究領域を専攻する者とする。また投稿者と師弟関係にある者は査読委員たりえない。
- 編集委員会は投稿論文1件について、2名の査読委員を委嘱する。査読委員は、別紙『査読結果』にそって判定を行い、(1) 採用、 (2) 修正の後採用(再査読の必要なし)、 (3) 修正の後採用(再査読の必要あり)、 (4) 不採用、の四つのうちいずれかの判断を下す。(1) から (3) の場合には、投稿者に対する助言と修正点を記入する。
- 査読委員が2名とも (1) 採用ないし (2) 修正の後採用(再査読の必要なし)と判断した場合には、これをもって査読結果とし、必要に応じて修正の後、採用とする。同様に2名とも (4) 不採用と判断した場合も、これをもって査読結果とする。査読委員の1名ないし2名が (3) 修正の後採用(再査読の必要あり)と判断した場合には、再査読を行う。再査読の結果、2名の判定が同じでなかった場合には、第三査読者に判定を委ねる。第三査読者は、採用、不採用のいずれかのみの判断を下すものとし、これをもって査読結果とする。
- 査読にあたっては、博士論文提出の際に、審査付論文として引用しうる水準を判断の目安とする。
- 上記に記す以外の不測の事態に関しては、そのつど編集委員会の決定に委ねる。