187×43.5cm 額装 1993年

ゆくりなく能の定家を舞ひながら我も時雨の夜にふりにけり

藤原定家(1162-1241)が百人一首を撰んだと伝わる嵯峨野の小倉山荘は「時雨亭」とも称されましたが、その定家様でしたためるのに適した土岐善麿(1885-1980)の歌を見つけることができました。