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これまでの論文等の題目・著者につきましては、以下をご覧ください。
第17号(2024年3月)
趙 素雅「王世貞の趙孟頫書法批判について」pp.1-10
髙橋 杏奈「倪元璐の落款から読み取る書法変遷について」pp.11-24
陶 花源「市河米庵における王羲之の書法受容に関する一考察」pp.25-36
黄 栩柔「莫友芝における漢分篆意の書観について」pp.37-50
華 樺「愈樾の隷書作品における落款の画期に関する一考察―落款の草書化をめぐって―」pp.51-64
髙久 紗耶「伊立勲の創作作品における篆書表現の特徴について」pp.65-77
菅野 智明「銭玄同の「写経体」をめぐる諸問題と二つの書簡」pp.78-86
金 貴粉「[翻訳]金相燁「韓国近代美術史研究と韓国近代美術史年表」」pp.87-98
第16号(2023年3月)
長谷川 智「足利尊氏手跡の鑑定」pp.1-13
緒方 まどか「字径・作品形式より見た王鐸の自運行書書風の展開」pp.14-27
草野 剛「趙之琛の朱文印における作風の変遷と画期について」pp.28-41
黄 栩柔「莫友芝の篆書における「嵩山石闕」の受容と独創性について」pp.42-54
佐藤 汰一「潘存における磨崖碑書法受容の一側面―趙之謙と比較から」pp.55-68
髙久紗耶「伊立勲の篆書表現に関する一考察―「石鼓文」臨書を中心として―」pp.69-80
第15号(2022年3月)
春田 賢次朗「洛陽遷都以後の楷書様式における峻急な横画について」pp.1-12
笠原 綺華「北宋期における草書観―蘇軾と黄庭堅を中心に―」pp.13-24
黒松 愛華「桂馥「正隷散隷」の隷書論について」pp.25-33
沈 伯陽「黄牧甫の印外求印―石刻を導入する方法について―」pp.35-48
佐藤 汰一「康有為書法に見られる「揺らぎ」に関する一考察」pp.49-62
尾川明穂「[翻訳]何炎泉「北宋期における毛筆発展と書法の大きさの関係」」pp.63-76
第14号(2021年3月)
登坂 百香「漢代における冠脚から成る複合漢字の草化に関する考察」pp.1-14
小畠 徳仁「源兼行筆仮名書跡の行構成に関する考察」pp.15-28
鈴木 吉貴「王鐸の臨書条幅における行の傾きについて」pp.29-42
鈴木 真凛「呉昌碩の三行印における文字配列について」pp.43-56
沈 伯陽「広州期を中心とした黄牧甫の刻風変化と閲歴関係について」pp.57-70
第13号(2020年3月)
登坂 百香「漢代における単漢字と部分の草化の関係―月部を中心に」pp.1-14
門原 裕佳「小野道風筆絹地切・綾地切に関する考察」pp.15-28
來司 信博「黄庭堅の書論に見る率意の意識」pp.29-43
池田 さくら「良寛と「秋萩帖」版本に関する考察」pp.45-58
鈴木 真凛「呉昌碩の四字印における文字配列について」pp.59-71
尾川 明穂「燕尾書法の消長―字径・執筆法・用具の関係から」pp.73-85
鈴木 吉貴「王鐸の臨書条幅における行の揺れについて」pp.86-94
第12号(2019年3月)
椎名 正悟「蘇軾の書法観 ―「意」を中心に」pp.1-12
來司 信博「中国書論に見る「率意」の構造―饗場一雄「率意の書と作意の書」を手掛かりに」pp.13-26
藤川 明梨「近衛信尹の大字仮名の特徴に関する考察―張即之書法の影響をめぐって」pp.27-40
白 静「郭麐の書法について―黄庭堅書法の受容を中心に」pp.41-52
菅野 智明「書を編み込んだ中国美術通史」pp.53-62
第11号(2018年3月)
井田 明宏「後漢時代中期の新書風について―長沙五一広場後漢簡牘に注目して」pp.1-15
椎名 正悟「欧陽脩の書法観―「筆説」「試筆」を中心に」pp.16-23
新井 恵理佳「冷泉家伝来の西行風古筆の書風分析」pp.24-40
正岡 知晃「西泠印社創始者の印学観とその位置」pp.41-52
菅野 智明「鄭昶『中国美術史』及び史岩『東洋美術史』における書法史の典拠について」pp.53-63
第10号(2017年3月)
林 司洋「『上海博物館蔵戦国楚竹書』「弟子問」の書法的特徴」pp.1-14
井田 明宏「居延新簡中の建武紀年簡の書法について―執筆法にみる新書風の萌芽の様相」pp.15-29
佐野 文音「北魏平城期の筆写体の書風について」pp.30-44
剣持 翔伍「盛・中唐期における行書表現の様相」pp.45-58
前田 耕作「貫名菘翁の書」pp.59-67
菅野 智明「内藤湖南と敦煌文書写真展―温泉銘の解説と参考資料の展示を中心に」pp.68-80
第9号(2016年3月)
佐野 文音「皇帝南巡碑の書風」pp.1-13
溝井 胡桃「法隆寺金堂「釈迦三尊像光背銘」の書法」pp.15-28
剣持 翔伍「張懐瓘の書体論にみる書法観の二面性」pp.29-42
橋口 真子「王鐸臨書考」pp.43-57
第8号(2015年3月)
安生 成美「漢碑における篆額の書風について―その分類と変遷」pp.1-12
溝井 胡桃「法隆寺金堂釈迦造像銘の鐫刻技法による字体の変化」pp.13-25
山田 千穂「本願寺本三十六人家集「躬恒集」二筆説の検証」pp.27-36
久住 真之「趙之謙絵画作品の画賛について―扇面を中心として」pp.37-51
正岡 知晃「丁仁『杭郡印輯』の成立状況とその浙派継承観」pp.52-64
第7号(2014年3月)
天野 太輔「書写内容から見た楚系肉筆文字の書法差について」pp.1-15
岡 直樹「空海の書跡にみる入唐前後の変化に関する考察」pp.17-30
浜野 真由美「近衛信尹「三藐院流」形成に関する一考察」pp.31-44
正岡 知晃「西泠八家の印譜編纂史における『西泠七家印譜』」pp.45-57
山本 祐司「北大路魯山人の刻字に関する一考察」pp.59-70
梁 哲順「孫在馨の混書体作品と「国文篆書」について」pp.71-84
第6号(2013年3月)
安生 成美「漢鏡の書風について―その分類と展開」pp.1-14
星子 桃子「「深窓秘抄」筆者考―「高野切」第一種との比較を中心として」pp.15-26
陳 建志「趙孟頫の草書の一側面について―行草書における章草体の混用表現を中心に」pp.27-40
吉澤 太雅「陳淳の狂草書の特質について―上海博物館蔵「草書岑参詩軸」を中心に」pp.41-50
田野倉 美貴「梁同書の行草書にみる董其昌と金石」pp.51-63
西山 優「筠清館法帖と呉栄光の金石学」pp.65-75
中川 みわ子「古典に基づく印刷用書体の印象について―欧陽詢書体を中心に」pp.1-15
第5号(2012年3月)
安生 成美「漢代塼文の書法について―篆書系有紀年塼の変遷を中心に」pp.1-17
中村 裕美子「藤原伊房筆とされる一群の書跡について」pp.18-31
陳 建志「趙孟頫書〈三清殿記〉と〈三門記〉二稿の流伝史をめぐって」pp.32-42
武井 志歩「陳鴻壽隷書の編年と系統について」pp.43-53
武井 志歩・中川 みわ子「国際書道サークル活動報告」pp.54-59
第4号(2011年3月)
洪 禎蔚「上海博物館蔵戦国楚簡における特異な書写について―「武王踐阼」を中心に」pp.1-9
吉澤 太雅「陳淳の小字行草書の特質について―呉派からの逸脱を視野に」pp.10-23
尾川 明穂「董其昌筆「行書論書画法巻」の査士標抄本について」pp.24-32
武井 志歩「陳鴻壽隷書における瓦磚文からの受容について」pp.33-41
田村 南海子「小島成斎の書風の変遷」pp.42-56
第3号(2010年3月)
大村 直子「〈祭姪文稿〉の筆法について」pp.1-20
尾川 明穂「台北・故宮博物院蔵董其昌筆「論書冊」について」pp.21-31
田野倉 美貴「梁同書の書風の変遷について―行草書軸作品を中心に」pp.33-49
菅野 智明「陶濬宣「宋元祐秘閣本晋唐小楷帖跋」小考」pp.51-72-70
第2号(2009年3月)
杜 忠誥(髙橋 佑太訳)「『説文』篆文と出土簡牘帛書」pp.1-10
下田 章平「法帖所載の懐素の草書について」pp.11-24
小宮山 碧「小野お通とお通流―系譜史料に見るお通流」pp.25-34
加茂 奈々子「王鐸の臨書に関する一考察―長条幅作品の帖の選択方法を中心に」pp.35-50
髙橋 佑太「王澍書法理論の翁方綱への影響について―二者の比較を通して」pp.51-60
六人部 克典「翻刻 抄本・豊坊『南禺書畫目』」pp.61-73
下田 章平「『書法研究』総第七五―一四〇輯総目録(一九九七―二〇〇八)」pp.75-90
第1号(2008年3月)
下田 章平「伝張旭筆「古詩四帖」の制作時期について」pp.1-15
橋本 貴朗「「慈光寺経」の伝来について」pp.17-28
陳 建志「趙孟俛書《太上老君説常清静経》の真偽について」pp.29-44
菅野 智明「近代北碑論研究の一視点」pp.45-58
下田 章平「『書法研究』総第三五―七四輯総目録(一九八九―一九九六)」pp.59-70