Sonoda Yutaro
学群4年
臨 本阿弥切
135×35cm
本阿弥切は『古今和歌集』の写本であり、もとは巻子本です。縦は約17センチ、横は約28センチの小型の料紙に書かれており、ほぼ巻ごとに同じ色、同じ文様の料紙を用いています。
筆の弾力を最大限に利用した変転自在でリズミカルな線が本阿弥切の特徴です。今回は古今和歌集の巻10、459番歌を書きました。二行の響き合いとダイナミックな雰囲気を表現できるよう意識しながら、大字臨書に取り組みました。