筑波大学子どもアートラウンジに参加する小学生を募集します(6/1開催、5/8締切)

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筑波大学 子どもアートラウンジ の参加者を募集します。

大学のギャラリーに展示されている本物の芸術作品を見て、思ったことを話し合います。 芸術は、正しい答えが一つに決まっているわけではないので、「まちがっていたらどうしよう。」なんて心配することはありません。今まであまり美術館に行ったことのない人でも大丈夫。楽しく話しながら、美術の面白さを一緒に見つけましょう。

日時:2013年 6月 1日(土)午前10:00〜11:30 または 午後2:00〜3:30 のどちらか

場所:筑波大学芸術系ギャラリー(「筑波大学西」バス停すぐ)

参加できる人:小学校3年生から5年生、午前・午後それぞれ10名。

絵や彫刻を見ることが好きで、自分で考える力や意見を伝える力を伸ばしたい人。

申し込み: 5月8日(水)までに電子メール(携帯メール可、ただし電子メールからの返信を受け取れる設定にしてください)またはFAXで以下の内容を送ってください。

件名:子どもアートラウンジ申し込み

本文:お名前(ふりがな)、学校名、学年、性別、保護者のお名前、郵便番号、ご住所、電話番号、参加を希望する時間(「午前」「午後」「どちらでもよい」から選択)。

送り先:naoe[a]geijutsu.tsukuba.ac.jp  ([a]を@にかえて入力してください)

    TEL&FAX 029-853-2821(筑波大学 直江研究室)

その他:参加費は無料です。ただし傷害保険加入料(50円程度)をご負担いただきます。会場への送迎は保護者の責任でお願いします。 募集人数を上回った場合には、抽選等で参加者を決定させていただきます。参加者決定の結果をメールかFAXでご連絡し、その後、参加者用のご案内を郵送します。お送りいただいた情報は、本企画にかかわる目的のみに使用します。

主催 筑波大学芸術系 芸術教育学研究室 (准教授 直江俊雄)

後援 つくば市教育委員会

教育方法について:子どもアートラウンジでは、ビジュアル・シンキング・ストラテジーという教育方法を主に用い、作品を見て自由な意見を交わしながら、想像力や論理的思考力、コミュニケーション力などを養うことを目指します。

案内をダウンロードkodomoartlounge2013

第5回芸術支援研究会を開催します(4月16日・火)

筑波大学ならではの領域、芸術支援。
でも、どんなことを学んでいくのだろう、と思う人も多いはずです。

芸術支援研究会では、それぞれの関心を持ち寄りながら、芸術と社会を巡る様々なことについて、みんなで考えていきます。
毎月1回、第三火曜日の夕方6時から、芸術学系棟1階ギャラリー脇の部屋で和気あいあいと研究会を行っています。

今年度第一回の開催となる今回は、はじめに芸術支援研究会の概要について説明してから、
参加者の皆さんの自己紹介を挟みつつ、芸術支援領域の博士前期課程2年生による研究紹介を行います。

学群、大学院、専攻、学内・学外を問わず、関心のある方はどなたでもご参加いただけます。
ぜひお気軽に足をお運びください。

日時 2013年4月16日(火) 18:00〜20:00
場所 筑波大学芸術学系棟1階ギャラリー共通資料作業室B121
   (「筑波大学西」バス停下車すぐ。芸術系ギャラリー奥の部屋)
内容 芸術支援研究の概要説明
   自己紹介等
   研究紹介(博士前期課程芸術専攻芸術支援領域2年)
    川村晃子   ファッションの展覧会における美術館教育-ワークショップ事例を中心に 
    高橋りほ   アートプロジェクトにおける主体とそのコーディネート機能について 
    中川三千代  「日仏芸術社」による芸術支援活動 

問い合わせ先(齊藤泰嘉教授) 電話:029-853-2856 
メール:ysaito[at]geijutsu.tsukuba.ac.jp ([at]を@に変えて入力してください)

第5回高校生アートライター大賞作品募集(10月15日締切)

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高校生アートライター大賞は、アートについて自分の言葉で考え、伝える力を育む、エッセイのコンテストです。
アートとあなたとのかかわりを、2000字の文章にして送ってください。

募集部門
◎ 制作体験 自分が作品をつくった体験をもとに書く
◎ 作品探究 アーティストがつくった作品について書く
◎ 芸術支援 アートと人々の交流について書く

賞〈賞状ならびに記念品〉  大賞3編 / 優秀賞 / 学校賞

応募締切 2013年10月15日(火) 
結果発表 2014年1月

主催 筑波大学芸術専門学群
後援 文部科学省 全国高等学校美術工芸教育研究会
企画 筑波大学芸術支援研究室

詳しくは、高校生アートライター大賞のウェブサイトへ。

平成24年度美術史領域・芸術支援領域 修士論文発表会を開催しました

平成24年度 筑波大学大学院博士前期課程芸術専攻 美術史領域・芸術支援領域 修士論文発表会を、
平成25年2月28日(木)に、筑波大学大学会館特別会議室で開催しました。

美術史領域から4名、芸術支援領域から3名の発表があり、2年間の研究の集大成を披露するとともに、
会場から活発な質疑応答が交わされ、盛会の内に終了しました。

なお、当日のプログラムは、こちらのページでご覧になれます。

修士論文発表会場の様子

修士論文発表会場の様子

美術史領域の発表から

美術史領域の発表から

芸術支援領域の発表から

芸術支援領域の発表から

第4回芸術支援研究会を開催しました

第4回芸術支援研究会
日時:2013年2月19日(火)18:00~20:00
場所:筑波大学芸術学系棟1階ギャラリー共通資料作業室B121
報告:(以下、発表者本人による報告)

発表1
発表者:寺門陽平(筑波大学大学院人間総合科学研究科博士前期課程芸術専攻芸術支援領域2年) 
発表題目:アーティスト・ランで運営されるオルタナティヴ・スペースの可能性 ー水戸のキワマリ荘の事例を通してー
報告:
私は、自身が茨城県水戸市で運営に加わっている、「水戸のキワマリ荘」という名のアートスペースでの実践事例を通して修士論文を執筆致しました。
オルタナティヴ・スペースは現在の日本のアートシーンにおいて、美術館やギャラリーだけではなく、広く既存の社会制度に代替•対抗する流動的な性質をもつ場として訳されることが妥当であり、誕生当初に比べ多様な活動の展開がなされています。
その中でも、アーティスト・ランで運営されるオルタナティヴ・スペースは、芸術を中心軸に活動を行い、設置された地域において場を開き「アートに興味がある人」に限定されないよう、地域住民との距離感が近い場づくりを行っています。
水戸のキワマリ荘にも同様の特徴がありますが、公共施設や任意集団、イベント・企画など、場と場を繋ぐような活動がなされていることは特徴的であります。
本論では水戸のキワマリ荘で行った3つの活動事例「キワマリ荘の写真部」「踊り子軍団山猫」「キワマリ荘ガレージセール」を取り上げ考察を行い、アーティスト・ランで運営されるオルタナティヴ・スペースには、地域社会と芸術をとりもつ文化発信の拠点としての機能があると論じました。

水戸のキワマリ荘

水戸のキワマリ荘

発表2
発表者:輿水愛子(筑波大学大学院人間総合科学研究科博士前期課程芸術専攻芸術支援領域)
発表題目:高等学校美術科教師による授業の構想と実践
報告:
学校教育における科目としての美術は教師個人の意識や価値観、知識などが授業内容に反映される度合いの大きい分野といえます。
しかし、これまで美術科教師という存在そのものに焦点を当てた研究は多くはなされてはおらず、高等学校における美術科教育について包括的に検討された研究事例も希少な実態があります。
しかし、私は日々の授業を行う美術科教師の視点からこそ、浮き彫りにする事が可能な美術科教育の様相があると考えます。
そこで修士研究では、優れた取り組みを行う公立高等学校の美術科教師5名を調査対象者として授業実践の観察を行うとともに、対象授業の構想と実践に関わる意図や経験についてインタビューを通して問うことで、個々の教師が日々の授業においてどのような意図や体験をもとにそれぞれの授業を構想し、実践に反映させているのかを考察しました。
考察では、各々の教師固有の性質や特色、教師を取り巻くひと・こととの多様な関わりの中で授業が構想・実践されていること、また教育活動を行う中で想起・発見される課題や問題について、個々の教師が日々の授業や関連する取り組みを通して如何に解決の糸口を見いだしているのかが明らかとなりました。
5名の教師の事例が示す創造的な授業のあり方は、今後、高等学校における美術科教師の実践や教師に由来する意識や経験などを明らかにする上での基礎的な知識として共有できると考え、研究会でも報告させていただきました。

「地球コレクション」の生徒作品

「地球コレクション」の生徒作品

第4回芸術支援研究会の予告
日時:2013年4月16日(火)18:00~20:00
場所:筑波大学芸術学系棟1階ギャラリー共通資料作業室B121
内容等、決定次第告知します。