ART WRITING No14

芸術支援ジャーナル Art Writing No.14をウェブ公開しました Art Writing Journal No.14: published on the web

ART WRITING No14

Art Writing No.14をウェブ公開しました。

本誌は、芸術支援学領域における教育の一環として発刊するものです。

「ライティング・ワークショップ」は、大学院博士前期課程の専門科目「芸術支援ワークショップ II」において、作品制作や芸術支援研究に取り組む 大学院生が自らの研究や、そこにかける思いなどを綴った ものです。

「芸術支援フロンティア」では、学群の専門科目「芸術支援学 IC」に参加し た学生たちが、それぞれ社会で見つけた芸術支援の可能性 を取材し、記事を執筆しました。

「研究ノート」では、学群(学士課程)の卒業論文、大学院博士前期課程の修士論文、博士後期課程の研究経過につ いて紹介します。

目次

1 ライティング・ワークショップ

04 線をつくる手
有賀 睦 ARUGA Mutsumi

07 中国における民間美術教育の実際
河南省信陽地域の画塾を訪ねて
馬 冉 MA Ran

09 終わりのない旅
私の日本画制作の原点を巡って
竹村 花菜 TAKEMURA Kana

11 炻器について
制作研究とその背景
小野 真由 ONO Mayu

14 私の日本画、そして生と死
冨田 楓 TOMITA Kaede

2 芸術支援フロンティア

16 平砂アートムーヴメントにまつわる二つの考察

17 ちゃんと美術してみませんか?
筑波大学に現れたリアルなアートの現場
佐藤 望 SATOH Nozomi

19  9号棟と作家と観者
阿部 七海 ABE Nanami

21 市民が考えるアートのかたち
丸山 純桜 MARUYAMA Makoto

23 保護者による芸術支援活動
大牟田子ども劇場代表へのインタビューから
松浦 妃那 MATSUURA Hina

25 森美術館「アートキャンプ」という場
アートプログラムが若者のプラットホームを作る
大森 春歌 OHMORI Haruka

3 研究ノート

卒業論文概要 芸術専門学群 芸術学専攻 芸術支援コース 4 年

27 1980 年代から1990 年代のアメリカにおける日本現代美術展に見るアイデンティティ
「Japanese Art After 1945」展を中心に
高橋 沙也葉 TAKAHASHI Sayaha

28 越中和紙のこれまでと今後の展開
髙澤 麻未 TAKAZAWA Asami

29 「オタク」の“楽しみ方”とそのマネジメント
ソーシャルゲーム『あんさんぶるスターズ!』の事例分析を通して
髙田 和音 TAKADA Kazune

30 日本におけるアートセラピーの位置づけと導入の課題
束元 奈々 TSUKAMOTO Nana

31 バーニングマン
アメリカ西海岸文化における芸術祭
濱田 洋亮 HAMADA Yosuke

32 教育における表現アートセラピーの可能性に関する一考察
松﨑 仰生 MATSUZAKI Aoi

修士論文概要 博士前期課程 芸術専攻 芸術支援領域 2 年

33 文化的行動と進路選択に関する一考察
ピエール・ブルデューの理論を手がかりに
篠倉 彩佳 SHINOKURA Ayaka

34 芸術祭ボランティアにおける学びあうコミュニティの形成
横浜トリエンナーレサポーターの活動事例をもとに
那須 若葉 NASU Wakaha

研究経過報告 博士後期課程 芸術専攻 芸術学領域 3年

35 アートプロジェクトを通じた大学・地域コミュニティにおける教育とその事例研究
実践とその評価を課題として
稲垣 立男 INAGAKI Tatsuo