coffee cubes

coffee cubes

コーヒー粕を再利用したブロック玩具

coffee cubesは、コーヒー粕を再利用したブロック玩具である。そして、新たなコーヒーとの出会いを創出するツールである。コーヒーは、産地、銘柄、焙煎、挽き具合、抽出方法など、多くの種類や組み合わせがありとても複雑で奥深いものである。そのため、きっかけが無ければ一生出会うことのないコーヒーも多くあるだろう。
コーヒー粕の再利用先としては肥料や脱臭剤が代表的であるが、私たちはもう一つの新しい再利用先としてcoffee cubesを提案した。コーヒー1杯から出るコーヒー粕と樹脂を練り合わせ1つのキューブにしており、コーヒーの香りや、挽き具合による粒子感、焙煎による色の違いも残るようにした。また、表面にはコーヒーの産地や銘柄を識別するアルファベットを刻印してあり、原料になったコーヒーが分かるようになっている。目で見て、指で触って、匂いをかいで遊ぶことで未知のコーヒーと出会うきっかけとなる。そのような仕掛けがcoffee cubeには込められている。なお、制作にあたっては木材・プラスチック複合材の研究をされている森林総合研究所機能化研究室の木口実室長にアドバイスをいただいた。

MEMBERS:

  • 滝澤梨紗
  • 内山俊朗

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