時空積木Matata-ki

Matata-kiは遅延時間を操作することで多彩な光り方を演出するインスタレーション作品です。この作品の仕組みは、親機から子機に色情報の信号を送信し、子機が光るというシンプルな仕組みです。しかし、各子機は光るまでの遅延時間を設定することができます。この「遅延」の要素が入ることで複雑性かつ魅力的なインスタレーションに生まれ変わります。また親機のボタンは光の三原色を表しており、同時に押すことで色の重なりを作り出すことができます。遅延設定や色の組み合わせ、自由に配置することにより、子供から大人まで楽しむことができます。体験者が没頭し、試行錯誤を通じて思考力や創造力を楽しむことができる作品を目指しました。