40×45cm 額装 2022年

石上栽華

石上に華を栽(う)う

禅宗史書『景徳伝灯録』などに見える語で、表現のしようがない奥義を開示する能力をいうものとされます。なぜ、このような大それた語を選んだのかと言われそうですが、一応教職に携わる者として目指したいと思い、書いた次第です。

点画の多寡が問題となりましたが、印篆のスタイルを交え、左右が釣合うように配慮したつもりです。もう少し、自然な運筆のリズムを大切にするべきだったと思っています。