Matsunaga Hiroaki
博士前期課程1年
臨 米芾 致希声吾英友尺牘並七言詩
136×34.5㎝
竹前槐後午陰環。壺領華胥屢往還。雅興欲為十客具。人和端使一身閑。
作品制作にあたり、ひたすら形臨に徹した。拙くも自身が創り出すものに目を向けながら、本作品の作者である米芾の書を目標にした。以前の自分は“創作こそが書の第一線”であった為、ほとんど古法に目を向ける事をしなかった。自身の敗因であり、恐るべき失態であった。だからこそ、そんな我法や墨遊び・紙の無駄はもうしたくない。最も臨学を追求したい。