臨 深窓秘抄
『深窓秘抄』は、黄色味がかった料紙に、藍、紫の飛雲が漉き込まれています。料紙の上に浮かび上がった飛雲に似合う、品のある書風が特徴の作品です。
今回は、私の名前に「月」が入っていることから、歌に「月」が詠まれている箇所を、墨の潤渇を意識して臨書しました。みなさんもぜひ「月(つ支)」を探してみてください。