Matsushita Mayu
学群3年
推定復元 高野切第一種
26.5×31.5cm
仁和のみかどのみこにおはしましける
ときにひとにわかたまひける
きみがためはるのゝにいでゝわかなつむ
わがころもでにゆきはふりつゝ
うたたてまつれとおほせられしとき
よみたてまつれる
かすがのゝわかなつみにやしろたへの
そでふりはへてひとのゆくらむ
臨 雁塔聖教序
33×24cm 16葉
唐の三大家の一人とされる楮遂良の「雁塔聖教序」を全臨しました。
この作品は行書のようなしなやかさと張りの強さ、抑揚に富んだ用筆が特徴的です。今回の作品は紺紙に銀泥で臨書したため肥痩や強弱の変化を表現するのが難しかったですが、それらの点を意識して臨書するよう努めました。少しでも古典の魅力が伝われば幸いです。