Kawana Taiki
学群3年
臨 安定王造像記
228×53cm
安定王為女夫閭散騎故入法。敬造観世音像二軀。聖厳暐。真相景発。妙極天華。含生仰化。願使閭散騎。
安定王造像記(龍門五十品第四十三)を臨書しました。この造像は安定王元燮の娘婿が仏教に帰依した記念に作られたものです。
字の特徴としては、「細身な線」と「行書のような気味」の二つが挙げられます。細身ながらも線の末端まで緩みが出ないように臨書しました。
復元臨書 高野切第三種
28×33cm
よみびとしらず
あはれてふことのはごとにおくつゆはむかしをこふるなみだなりけり
よのなかのうきもつらきもつげなくにまづしるものはなみだなりけり
よのなかはゆめかうつヽかうつヽともゆめともしらずありてなければ
よのなかにいづらわがみはありてなしあはれとやいはむあなうとやいはむ
やまざとはものヽわびしきときこそあれよのうきよりはすみかよりけり
高野切第三種の940~942番歌の臨書と943、944番歌の復元をしました。