Inoue Sakura 学群3年
臨 粘葉本和漢朗詠集
25×21cm、25×6cm
和漢朗詠集は漢詩や秀句を抄出して鑑賞することや貴族の宴席での遊びとして詩歌を朗詠することが盛んに行われた平安時代に成立した詩歌集です。その中から、6月は旧暦で夏であることより、夏の「納涼」の詩を書きました。漢詩と和歌が多く混在しているため、漢字と仮名の調和に大変苦戦し自身の実力不足を痛感致しました。今回初めて仮名の作品制作を試みましたが、これからも多くの古筆に触れ、精進してまいります。